第33回 NAHAマラソン(2017年12月3日)
沖縄県那覇市で開催される太陽と海とジョガーの祭典「NAHAマラソン」。2017年の第33回大会へ向け、ホームページがリニューアルされました。募集要項やエントリー開始日など詳細も発表されています。NAHAマラソン2017についてチェックしていきましょう。レース後には結果速報・完走率(リザルト)も掲載します。
【目次】
- 2017 開催日・募集定員・エントリー
- 抽選倍率はどのくらい?
- 2017 コース・会場アクセス
- 完走率はどのくらい? めちゃ低い
- 大会記録は、川内優輝選手の2時間13分43秒
- 2017 当日スケジュール
- 2017 結果・速報・完走率
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2017 開催日・募集定員・エントリー
第33回 2017年12月3日(日)開催
NAHAマラソン2017の開催日は 2017年12月3日(日)に決定しています。
前回と同じ時期ですので、スケジュールの調整もつけやすい。同じ日には、福岡国際マラソンや湘南国際マラソンなど他にも人気大会がたくさん開催されます。でもここはやっぱり、NAHAマラソンですね。
動画: 沖縄タイムス公式動画チャンネル
2017 種目・定員・参加料
NAHAマラソン2017の種目・定員・参加料は以下の通り。
種目 | 定員 | 参加料 | 制限時間 |
---|---|---|---|
マラソン (公認) |
30,000人 | 一般 6,500円 18歳以下(高校以下) 5,000円 65歳以上 5,000円 |
6時間15分 |
種目・定員・参加料は前回(2016)と同じです。
徐々に値上げされていく大会が多いなか、参加料が変わらないのは嬉しいですね。2014年に参加料の値上げがありましたけど(一般1,000円アップ・18歳以下65歳以上は500円アップ) 今年の参加料も上がらず下がらず現状維持です。
また定員も、2014年に5,000人増やして(25,000人→30,000人)国内最大規模の大会へと変貌を遂げました。今回もその規模を維持して実施されます。
エントリー 2017年6月5日 9:00開始
エントリー受付は2017年6月5日9:00に開始。
受付期限は6月23日まで(琉球銀行・事務局直接受付は6月16日まで)。先着順ではなく抽選ですので、あわてて申込む必要はありませんが、忘れないうちにエントリーお早めに。
申込方法には、インターネット・電話・郵便振替・コンビニエンスストア申込み・事務局直接申込みなどがあります。インターネットの場合、エントリーサイトはRUNNET(ランネット)ではなく、スポーツエントリーです。
抽選倍率はどのくらい?
前回(2016)の抽選倍率は1.21倍
NAHAマラソンでは、あまりの人気っぷりに2014大会から抽選方式を採用しています。気になる抽選倍率について、これまでの倍率は以下の通りです。
【NAHAマラソン これまでの抽選倍率】
大会 | 定員 | エントリー数 | 抽選倍率 |
---|---|---|---|
第32回(2016) | 30,000 | 36,155 | 1.21倍 |
第31回(2015) | 30,000 | 43,038 | 1.43倍 |
第30回(2014) | 30,000 | 39,377 | 1.31倍 |
人気大会のわりには、抽選倍率はそれほど高くありません。定員が30000人と膨大なおかげで、この倍率に抑えられている感じです。今年も倍率1.5倍未満で落ち着くといいですね。
今回(2017)の抽選倍率は●倍
あとで掲載します。NAHAマラソン2017のエントリー受付は、2017年6月23日まで。
抽選結果は、2017年8月8日(火)発表
運命の抽選結果は、2016年8月8日(火)に発表予定です。
結果の確認方法については、インターネットでエントリーされた方はスポーツエントリーのマイページで確認可能。郵便振替やコンビニ申込みの方は郵便で通知が送られます(8月8日発送)。
コース・会場アクセス
コースマップ(日本陸連公認)
NAHAマラソンは、国道58号線明治橋交差点前をスタート地点、奥武山陸上競技場をフィニッシュ地点とする周遊コースで実施されます。日本陸連公認です。せっかく走るなら、非公認よりも公認がいいですよね。高低図は上図の通り。アップダウンが多くて相当キツそうです。
会場アクセス「奥武山公園内県立武道館」
受付会場の奥武山公園内県立武道館までは、最寄りの奥武山公園駅から徒歩7分ほど(約0.6km)とアクセス良好です。
完走率はどのくらい? めちゃ低い
NAHAマラソンで有名なことといえば、完走率の低さ。一般的なフルマラソン大会は完走率90%を超えるのに対し、NAHAマラソンでは完走率わずか70%程度です(大会史上最悪の完走率は1999年の52.3%)。
【NAHAマラソン 完走率】
大会 | 出走者 | 完走者 | 完走率 |
---|---|---|---|
第32回(2016) | 26,573 | 14,138 | 53.20% |
第31回(2015) | 26,679 | 18,326 | 68.69% |
第30回(2014) | 26,905 | 20,059 | 74.55% |
第29回(2013) | 27,697 | 19.275 | 69.59% |
第28回(2012) | 24,333 | 17,657 | 72.56% |
第27回(2011) | 23,988 | 17,059 | 71.11% |
第26回(2010) | 23,402 | 16,845 | 71.98% |
第25回(2009) | 30,081 | 20,860 | 69.35% |
※大会サイトでは前回の第30回は74.55%と発表されていますが、沖縄タイムスプラスの記事では69.9%(出走27,697人・完走19,275人)となっています。
制限時間は6時間15分とそれほど厳しいわけではありませんが、アップダウンの激しさや沖縄の気象コンディションなどを反映しての完走率でしょうか。こういうのを見ると、完走率が低い要因は一体何なのか、身をもって体感したくなりますね。
※頂いた情報によると、地元の参加者は自宅近くまで走るとレースを放棄して帰ってしまうので、完走率が低いらしいとのことです。えー!?
大会記録は、川内優輝選手の2時間13分43秒
動画: 沖縄タイムス公式動画チャンネル
2014年にはあの川内優輝選手が出場し、2時間13分43秒でぶっちぎりの優勝を果たしています。それまでの大会記録(2時間23分05秒)を10分近く更新し、誰も達成したことがないNAHAマラソンでのサブ20(2時間20分切り)をあっさり達成しちゃいました。これにはシビレましたね。
関連 川内優輝 NAHAマラソン2014の結果 大会記録を更新
「マラソン日本代表が、代表で走った年に沖縄のフルマラソンを走ることは初めてだと思うので、沖縄の方々に『生の日本代表の走り』をお見せできれば、マラソン文化の根付いている沖縄に何か変化が起きるのではないかとも思っている。私自身、誰も2時間20分を切ったことがないNAHAマラソンのコースで、どのくらいのタイムで走れるのか興味もあった」
この川内優輝選手の大会記録を破る選手は現れるのか。今年もNAHAマラソンから目が離せません。
2017 当日スケジュール
【2017年12月2日(土)】
- 10:00~20:00 ランナー受付
- 13:30 開会式
【2017年12月3日(日)】
- 09:00 マラソンの部
- 15:15 制限時間
2017 結果・速報(リザルト)
結果はレース後、以下の記事に掲載します。第33回NAHAマラソンは2017年12月3日(日)あさ09:00よりスタートです。