ゴールドコースマラソン2014(2014年7月6日)
本日2014年7月6日(日)に、オーストラリラ・クイーンズランド州のゴールドコーストで「ゴールドコーストマラソン2014」が開催されました。日本からは、川内優輝選手や藤原新選手らが出場しています。大会の模様はUstreamでインターネットライブ中継されたので、僕も観戦していましたよ。
川内優輝選手と藤原新選手は、このゴールドコーストマラソンでどんな走りを魅せてくれたのか、お二人の結果をチェックしていきます。
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川内優輝選手の結果
まずは川内優輝選手の結果から。
2時間10分01秒の大会タイ記録で前回大会(2013)を制した川内優輝選手。今年の2014大会では、大会連覇はもちろん、大会記録更新の期待も掛かっています。そんな川内優輝選手の結果は、2時間11分25秒の第3位に終わりました。
川内優輝選手の姿を、途中から見失う
スタートしてから、しばらくの間は15ほどの先頭集団の真ん中あたりで、藤原新選手と並んで走っていました。しかし、スタートから50分ほど過ぎると、川内優輝選手は「あれ!?どこ行った?」な状態に。インターネット配信の映像が鮮明でないこともあり、その姿を見失いました。藤原新選手の姿は見えていましたけど…。
さらに、スタートから60分過ぎたあたりで、先頭集団がバラけて、トップ争いは4、5人に絞られます。その中には、日本人選手はもう見られません。
英語での実況であるため、僕には何言っているのか分かりません。そして、フルマラソンレースの途中で、先に行われたハーフマラソンの表彰式や大会紹介などが挟まれて、レース展開がよく分からなくなります。スタートから90分が経過する頃には、先頭集団のひとり(ケニアのSILAH KIPKEMBOI LIMO選手)が前に出て、独走体制なりました。
優勝賞金15,000豪ドル、大会更新ボーナス5,000豪ドル
そのSILAH KIPKEMBOI LIMO選手は2時間09分15秒(映像で目視確認した記録)で優勝。サブ10を達成し、大会新記録も樹立されたので、、優勝賞金15,000豪ドル+大会記録更新5,000豪ドルの計20,000豪ドルを獲得しました。おめでとうございます。
川内優輝選手のラスト2.195kmは、どの選手よりも速かった
実況では、川内優輝選手の名前がいっぱい出ていましたが(英語のため、何を言っているのかは不明)、途中から画面に映ることがまったく無くなり、どうなっているのか分かりません。しかし、突然、3番手でフィニッシュ地点に現れ、「おお、姿が消えていたのに、いつの間にかここまで巻き返していたのか。」と驚かされました。さすが川内優輝選手です。
最後の2.195kmは6分31秒で疾走。どの選手よりも速かったらしいです。
でも、川内優輝選手は大会記録更新(サブ10)をきっと狙っていたでしょうから、今日の結果には満足できていないかもしれませんね。しかし、終わってしまったものは仕方ありません。次に期待です。
川内優輝選手の今後の予定については、以下をご参照ください。
【関連ページ】【川内優輝選手】大会結果・参加予定
ちなみに、女子は日本人選手が1位・2位でフィニッシュ。加藤麻美選手が2時間28分51秒(自己ベスト)で優勝、新宅里香選手が2時間30分37秒(自己ベスト)で2位のようです。
藤原新選手の結果
さて続いて、藤原選手の結果です。藤原新選手の結果は以下の通りです。
藤原新選手の結果は、2時間25分11秒。藤原新選手としては、これは大撃沈となってしまいました。スプリット・ラップタイムを見ると、25kmを過ぎた頃からキロ4分オーバーまで崩れてしまったようです(35km過ぎから少し持ち直す)。
藤原新の場合、リオ五輪が行われる2016年までの2年間という長いスパンでトレーニングプランを計画しています。今回の「ゴールドコーストマラソン」は、その2年間プランの最初のレースに過ぎません。きっとこれからです。