GARMIN(ガーミン)ForeAthlete 620J
先日の2014年7月7日に、Amazonで購入した「GARMIN(ガーミン) Fore Athlete620Jセット 」。本日(7/12)開催された「マラソントレーニング in 庄内緑地公園 vol.13」(10kmの部)で使ってみました。レースで使用するのはこれが初めてです。
GPS精度はどれほど素晴らしいのものかなと、よい結果は期待していましたが、実際には400mもの距離誤差が出ました。大会で走った10㎞コースは、620Jでの計測では、下図の通り400m短い9.6kmとなりました。
今回の10kmコースはこれまで何度も走っているコースで、さすがに400mも短いことは無いと思います。これまでは前モデル「GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 610 」で計測していましたが、ちゃんと(ほぼ)10kmです。(数十メートルくらいの誤差は出ますけど。)
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10kmで400mもの誤差が出るのは、さすがにちょっといただけないですね。今回、たまたまだと良いのですが。
620Jと610のGPS計測を地図で比較!
数字としてはかなりの距離誤差が出ましたが、地図上での走行軌跡はどうなのかなと思い、確認してみました。620Jで計測した走行軌跡と、以前の610で計測した走行軌跡とを比較していきます。
計測コースはどちらも「庄内緑地公園・サイクリングロード(外周)」(1周2.3kmコースを、800m+4周で10km)です。620Jは今日走ったデータ、610は先々月5月11日に走ったデータです。
↑620Jでの計測
↑610での計測
よく分からないので、コース一部を拡大してみます。
↑620Jでの計測
↑610での計測
さらに拡大してみます。
↑620Jでの計測
↑610での計測
620Jの方が、本来のコースからかなり内側に外れて走行軌跡が描かれていますね。(610に比べて)「620JのGPS距離計測の誤差が酷い!」と言われても仕方ないかもしれません。
ソフトウェアのアップデートを確認。でも、最新バージョン。
「この距離計測の精度はもう少しなんとかならないかな。」と、まず確認したのはソフトウェア/ファームウェアのアップデート。「距離計測の精度が向上したバージョンが出ているかも!」と期待しましたが。
アップデートはありませんでした。今のところの最新版(ソフトウェアバージョン2.00)は、すでに入っていました。
一応、GARMINの正規代理店「いいよねっと」のWebサイトでも探してみましたが、620Jのアップデートは見当たりませんでした。
【参考】ソフトウェアダウンロード:携帯用ハンディGPSナビゲーターのトップシェアを誇るGARMIN(ガーミン)の正規代理店いいよねっと
データ記録を「スマート」から「毎秒」に変更してみた
「ソフトウェアアップデート以外に、何かできることはないだろうか」と操作マニュアルをパラパラめくっていると、データ記録方法(記録間隔)に関する記述を見つけました。
データ記録方法(記録間隔)をデフォルト(初期状態)の「スマート」から「毎秒」に変更すると、より正確なトレーニングデータが取得できるようです。
「スマート」は、方向やスビードが変わった場合や取得しているデータに変化があった場合に記録する方法。走行に合わせて、自動で軌跡の記録間隔を変更する。
それに対し、
「毎秒」は1秒(毎秒)間隔で記録する方法。より正確なトレーニングデータを取得できる反面、「スマート」に比べ、内蔵メモリーを消費するとのこと。
「より正確なデータを取得できる」ということで、さっそく「毎秒」に設定変更しました。
この設定によって、距離計測の精度が向上するかどうか。その確認は、明日以降のランニングで行っていきます。向上しているといいですね。
【データ記録方法の設定手順】
- メニューアイコン をタップ
- スクロールして[ 設定 ]をタップ
- スクロールして[ システム ]をタップ
- スクロールして[ データ記録 ]をタップ
- [ 毎秒 ]をタップ
ちなみに、前モデル610の方はずっと「スマート」で使っています。