GARMIN(ガーミン)ForeAthlete 620J
次世代機能「ランニングダイナミクス」を使ってみる!
先日Amazonで購入した「GARMIN(ガーミン) Fore Athlete620Jセット 」。今日は620Jの次世代機能である「ランニングダイナミクス」を試してみます。
「ランニングダイナミクス」とは、「ランニングエコノミー」に関わる以下3つの要素をリアルタイムに計測できる機能!
- 上下運動幅 (cm)
- ピッチ (ステップ/分)
- 地面接地時間(ミリ秒)
これまでのGPSウォッチには無い、まさに次世代機能です!
この「ランニングダイナミクス」を利用するには、加速度センサー(Gセンサー)内蔵のハートレートセンサーHRM-Runが必要とのこと。そんじょそこらのハートレートセンサーでは駄目なようです。
GARMIN(ガーミン) ハートレートセンサー HRM-Run 【日本正規品】 1099708
これがまたなかなかいいお値段。620Jとセットで購入するのが、いちばんお得だと思います。
「ランニングダイナミクス」を使うには!HRM-Runとペアリングするだけ!
「ランニングダイナミクス」を使うのはとても簡単です!デフォルト(初期状態)で機能が有効になっているので、ハートレートセンサーHRM-Runとペアリングするたけで使えるようになりました。
620J画面の真ん中をタップして、ページを切り替えると「ランニングダイナミクス」ページが現れました。
- 上下運動幅(cm)
- ピッチ(ステップ/分)
- 地面接地時間(ミリ秒)
このページで上記3つが、リアルタイムで確認できます。また、データとしても記録されるので、あとで自分の走りを分析するのに便利ですね!
ちなみに上写真のランニングダイナミクスページから、
- 上下運動幅は7.8cm
- ピッチは144spm(ステップ/分 )
- 地面接地時間は314ms(ミリ秒)(0.314秒)
であることが分かります。(ちょっと飛び跳ねてみただけ。)
さらに、トレーニングデータ管理Webサイトの「GARMIN Connect(ガーミンコネクト)」で、今日計測したダイナミクスデータを確認したところ、「平均ストライド幅(m)」まで載っていました。これはいい!
「ランニングダイナミクス」を使って、60分ほど走ってみた!
さっそく「ランニングダイナミクス」を使って、60分ほどジョギングしてみました。
ピッチや上下動が客観的な数値として、しかもリアルタイムで確認できるようになると、jogに対する意識も、何となく変わってきますね。
「ピッチが180spmを下回らないようにしよう。上下動が10cmより大きくならないようにしよう」など、これまでまったく意識していなかったことを、今日は意識してました。
以下、今日の60分jogのトレーニングデータです。
1kmごとのラップタイムや平均ペース。
「1kmごとの自動ラップ取得機能」がデフォルト(初期状態)で有効になっているので、何も設定することなく計測してくれます。
心拍データ。
ラップタイムや心拍データは前モデル「GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 610 」でも計測できたもの。ここからが、次世代機能「ランニングダイナミクス」で取得したデータ!
「ランニングダイナミクス」で取得したデータ!
ピッチ(spm)
僕のjogの場合、(気分がノッてくると)185spmあたりのピッチで走っているようですね。
ピッチが早く(数値が大きく)なるにつれて、グラフの色が変わっていますが。数値に応じて、レベル分けされていて、そのレベルに応じて色(カラーゾーン)が変わるようです。
カラーゾーンはレベルが高い順に
- パープル
- ブルー
- グリーン
- オレンジ
- レッド
これはピッチだけでなく、上下動・接地時間も同様とのことです。
一般的には、ピッチは値が大きい(早い)ほうが、上下動・接地時間は値が小さいほうが、優れているようですね。
上下動(cm)
上下動は8.5cm~9.0cmくらい?これが良いのか悪いのか分かりませんが、カラーゾーンは「グリーン」。いずれは「パープル」の6.7cm未満に抑えたいですね。
地面接地時間(ms)
最初はカラーゾーン「グリーン」でちんたら走り、途中から「ブルー」の領域へ突入しました。接地時間も、いつかは「パープル」の208ms未満に抑えられるようになりたいですね。
ということで、60分走ってみて、このような感じでデータを取得できました。「GARMIN(ガーミン) Fore Athlete620Jセット 」の「ランニングダイナミクス」すごいです!
「ランニングダイナミクス」を使って、インターバル走!
「ランニングダイナミクス、すげー!」とテンションが上がったので、「ランニングダイナミクス」を使って、インターバル走もやってみました。
実は朝食前で、エネルギー(糖)が枯渇状態。なので、インターバル走はかなりキツいですよ。1kmを2本だけ、リカバリタイムは120秒、ペースはやや抑え目で。(ひーっ!)
↑ラップタイム・平均ペース
↑心拍(bpm)
↑ピッチ(spm)
1本めと2本めの、走りの違いが分かりますでしょうか。
↑上下動(cm)
↑地面接地時間(ms)
インターバル走(1km×2本)やってみて、このような感じでデータを取得できました。なるほど、僕のインターバル走では、こんな走りをしているんですね!「GARMIN(ガーミン) Fore Athlete620Jセット 」の「ランニングダイナミクス」すごいです!
GARMIN(ガーミン) Fore Athlete620Jセット タッチパネルカラーディスプレイ【日本正規品】 112853
ちなみに、トレーニング終了後、「最大酸素摂取量(VO2max)」が「53」と表示されました。VO2max機能を有効にしていると、毎回計測してくれるのかな。これも嬉しい!