第4回 Speed Point Run 5000mT.T.×3(2016年6月12日)
本日2016年6月12日(日)の天気は、ときおり雨がぱらつく曇り空。太陽はすっぽり隠れていましたが、気温も湿度も高く、じめじめと蒸し暑い。一度かいた汗はなかなか乾かず、気化熱による冷却効果も期待できません。
そんな過酷なコンディションのなか、名古屋・庄内緑地で開催された「第4回 Speed Point Run(スピードポイントラン)5000mT.T.×3」に挑んできました。ここでは、 スピードポイントランでの僕の結果・速報(リザルト)を掲載していきます。
【目次】
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「Speed Point Run 5000mT.T.×3」とは?
「Speed Point Run 5000mT.T.×3」とは、その名の通り、5000mを3本走るポイント練習のランイベント。名城ランチーム・スピードポイントラン事務局の主催により、名古屋・庄内緑地のサイクリングコース外周(1周2.3km)にて実施。
嬉しいことに、2本目まではペースランナーがつきます。設定ペースは3’30″/km~5’00″/kmまで、30秒ごとに4つと幅広い。ペースランナーを務めるのは、なんと現役の名城大学陸上部選手です。そんじょそこらのペースランナーとは違い、名城大学の陸上部選手なら、安心して身を委ねることができますね。
スタートは、設定ペースごとに5分間隔のウェーブスタート。最初に5’00″/kmペースのグループが走り出し、最も速い3’30″/kmグループは15分後にスタートします。1本目を終えたら、10分休憩して、2本目もウェーブスタート。3本目は(ペースランナーなしの)タイムトライアルで一斉スタートとなります。
ハーフやフルマラソンなら、大会などでたくさん走れますが、5000m×3本となると、ガツンと走れる機会はなかなかありません。チームに所属している方ならともかく、僕のように完全な独り身としては、すごくありがたい。5000m×3本のポイント練習なんて、ひとりぽっちではまずこなせませんから。
第4回 僕の結果・速報(リザルト)
右ひざの故障が癒え、本格的なトレーニングを再開してから約1ヶ月が経ちました。最近になってようやくそこそこ走れるようになってきたので、今回のスピードポイントランはキロ3分30秒ペースで挑みます。
…と言いたいところですが、故障中は練習をほぼ完全にサボっていたため、僕の肉体は相当なまっています(体重は全盛期の10kg以上増)。今の僕がキロ3分30秒で走ろうだなんて、ただの狂言です。
ここは現実を受け止めて、1本目・2本目はキロ4分00秒のグループで走り、3本目のタイムトライアルも無理をせず4分00秒ペースで走ることにしました。しかし、それでもメチャメチャきつかった…。(ちなみに今回、3分30秒グループで走る人は一人もいませんでした。)
1本目(4分00秒ペース)の結果
【1本目(4’00″/kmグループ)】
分割 | 累積 | ラップ | 距離 | ペース | 心拍数 | ピッチ | 歩幅 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3:55.7 | 3:55.7 | 1.00 | 3:56 | 151 | 173 | 1.47 | 25431 |
2 | 7:53.2 | 3:57.4 | 1.00 | 3:57 | 166 | 175 | 1.44 | 25200 |
3 | 12:09 | 4:15.6 | 1.00 | 4:16 | 166 | 175 | 1.34 | 23450 |
4 | 16:14 | 4:04.9 | 1.00 | 4:05 | 167 | 176 | 1.39 | 24464 |
5 | 19:58 | 3:43.9 | 0.90 | 4:08 | 168 | 174 | 1.39 | 24186 |
概要 | 19:58 | 19:58 | 4.90 | 4:04 | 164 | 175 | 1.41 | 24675 |
※スコア = ピッチ × 歩幅 × 100
すっかり落ちぶれたとはいえ、僕ほどのポテンシャルを秘めていれば、4分00秒ペースで5kmなんて楽勝でしょう。などと余裕ぶっこいていたら、いきなり出鼻をくじかれました。
スタート直後から、ペースランナーの走りがとんでもなく速く感じる。「速すぎる! これって実は3分30秒ペースじゃね!?」と思えるほとで(実際は最初の1km3分55秒と、あら、いいペース)、遅れずについて行くのが精一杯でした。
あまりのキツさで、呼吸も走りもゼイゼイハアハア乱したいところでしたが、集団で走っているので(しかも周囲のランナーは余裕しゃくしゃくっぽい)、そんな無様な姿をなるべく見せたくありません。本当は今すぐに倒れこみたいのを必死にこらえ、平静を装いながら、かろうじて5kmをフィニッシュ。走り終えた後は、ちょっと吐きそうになりました。おえ。
2本目(4分00秒ペース)の結果
【2本目(4’00″/kmグループ)】
分割 | 累積 | ラップ | 距離 | ペース | 心拍数 | ピッチ | 歩幅 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4:04.5 | 4:04.5 | 1.00 | 4:04 | 155 | 175 | 1.40 | 24500 |
2 | 8:05.6 | 4:01.1 | 1.00 | 4:01 | 170 | 177 | 1.40 | 24780 |
3 | 12:11 | 4:05.1 | 1.00 | 4:05 | 173 | 176 | 1.39 | 24464 |
4 | 16:12 | 4:01.7 | 1.00 | 4:02 | 176 | 178 | 1.40 | 24920 |
5 | 19:55 | 3:42.9 | 0.91 | 4:04 | 175 | 176 | 1.40 | 24640 |
概要 | 19:55 | 19:55 | 4.91 | 4:03 | 169 | 176 | 1.40 | 24640 |
1本目の4分00秒ペースがキツすぎたので、2本目は4分30秒のグループに落とそうか、という考えもよぎりました。でも、2本目も4分00秒で臨みます。サブ3リベンジを目指す8月の北海道マラソン2016では、きっと、もっと厳しい場面も現れることでしょうから、この程度で逃げていられません。2本目も4分00秒です。
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実は、2本目はどんな走りをしたのか、ほとんど記憶にありません。気がついたら終わっていいました。覚えているのは、尋常ではない量の汗をかいていたことだけです。もしかしたら、意識が飛んでいたのかもしれませんし、ただボーっと走っていただけかもしれません。
3本目(タイムトライアル)の結果
【3本目(タイムトライアル)】
分割 | 累積 | ラップ | 距離 | ペース | 心拍数 | ピッチ | 歩幅 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4:12.0 | 4:12.0 | 1.00 | 4:12 | 153 | 175 | 1.36 | 23800 |
2 | 8:07.6 | 3:55.6 | 1.00 | 3:56 | 174 | 181 | 1.41 | 25521 |
3 | 12:15 | 4:07.5 | 1.00 | 4:08 | 175 | 178 | 1.36 | 24208 |
4 | 16:15 | 3:59.5 | 1.00 | 4:00 | 178 | 178 | 1.41 | 25098 |
5 | 19:57 | 3:42.5 | 0.90 | 4:07 | 176 | 176 | 1.38 | 24288 |
概要 | 19:57 | 19:57 | 4.90 | 4:04 | 171 | 178 | 1.38 | 24564 |
最後は、各々のペースで走るタイムトライアルレースです。
先の2本ですっかり果ててしまい、もうこれ以上走れる気力がありません。3本目はペースランナーもいないことだし、ゆっくりジョギングペースで適当に終えよう、とゆるゆる走り出しました。
3本目はペースランナーがつかないはずですが、実際は4分00秒のペースランナーが走ってくれました。そのペースランナーを視界にとらえたが最後、「せっかくペースランナーが走ってくれているのだから、引っ付かなければもったいない!」と闘争本能に火がつき(もう走れないと気持ちが萎えてのが嘘のよう)、地獄の苦しみへ突入です。
もはや平静を装う余裕などまったくなく、呼吸は乱れに乱れ、動きはジタバタです。2kmを過ぎたところから、これまでの2本とは比較にならないほどの苦しみに襲われましたが、「もう止める! あと10歩だけ走ったら、絶対に止める!」そんなことを1000回くらい繰り返し唱えているうち、5kmを走り終えました。
走っている最中は、永遠に続くとさえ思える長さなのに、終わってみればあっという間でしたね。本当に倒れるかと思いましたが、とりあえず生きています。次回もがんばります。
第4回 スピードポイントRUN 5キロ×3本/最後のタイムトライアル上位結果速報 順位 ゼッケン 氏名 記録 1 A03 宮地 政伸 0:17:44 2 B10 渡辺 博樹 0:18:16 3 B12 松本 康宏 0:19:00…
ナゴラン.comさんの投稿 2016年6月12日
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