第1回さいたま国際マラソン(2015年11月15日)
兼 第31回オリンピック(2016/リオデジャネイロ)女子マラソン代表選手選考会
いよいよ明日は「第1回さいたま国際マラソン」が開催。テレビ中継解説は高橋尚子さん・赤羽有紀子さんが担当。そして大会サポーターには川内優輝選手が就任。大会前日の今日は、このお三方による夢のトークショーが実現しました。
さいたま国際マラソンに参加するものとして、このトークショーは絶対に聴き逃せません! 僕も聴いてきましたので、その様子をほんの少しだけ紹介します。
ちなみに、さいたま国際マラソンのコースはかなりキツいコースのようです。赤羽有紀子さんは試走で撃沈し、川内優輝選手は「今回の完走率は70%少々」と予想。厳しい数字を挙げています。
関連 さいたま国際マラソン2016 エントリー5月23日開始
前日イベント 夢のトークショー実現
テレビ中継解説を担当する高橋尚子さん・赤羽有紀子さん、そして大会サポーターに就任した川内優輝選手。第1回さいたま国際マラソンの前日イベントとして、このお三方によるトークショーが実現しました。
「いよいよ明日! さいたま国際マラソンまるわかりトークショー」と題し、競技の見どころ・注目選手・コースの攻略法・リオ五輪への道など、あさ10:30から約1時間に渡ってまるっと解説。
この三人の掛け合いなんて、めったに観られることでありません。超貴重です。僕はこのトークショーに間に合わせるため、予約していた新幹線をめちゃ早い出発時間に変更しました。おかげで今朝は4:30起き。
さいたま国際マラソンに出場するものとして、このトークショーは絶対に見逃せない! そう考える方が多かったのでしょう。トークショー会場の「けやきひろば」は、エントリーしたすべてのランナー約10,000人で埋め尽くされました。
というのはさすがに盛り過ぎですが、用意された席はすべて埋まり、立ち見がたくさん出るほど盛況でした。雨がパラつくなかでもこの人気っぷり。さすがですね。
さいたま国際マラソンのコースはキツい!
トークショーの内容は、さいたま国際マラソンのコース解説・注目選手・レース展開の予想・明日の本番へ向けてのアドバイス(食事やペース配分)・それぞれのオリンピックへの想い・それぞれの勝負ソング・それぞれの勝負メシ・地元小学生からの質問、などなど盛りだくさん。あっという間の1時間でした。
もっとも参考になったのは「さいたま国際マラソンのコースはキツい!」ということ。三人とも口をそろえて、そう語ります。最大高低差は17m~18m程度ですが、アップダウンが激しく続き、カーブも多く登場するので「走力や体力だけでなく、知力も試される難しいタフなコース」とのこと。
赤羽有紀子さんはジョグでコース試走したところ、見事に撃沈したそうです。コースマップ・高低図だけで「こんなの楽勝じゃん!」と判断していると(僕のことです) 明日は痛い目にあうかもしれません。ご注意ください。
ちなみに川内優輝選手は、制限時間4時間も考慮し「今回の完走率は70%少々」と予想しています。完走率70%は一般的なマラソン大会に比べるとかなり低い数字。「完走すること自体がひとつのステータスになる」と語りました。
【第1回さいたま国際マラソン2015 前日トークショー】
一般の部(サブ4)完走率 男子73%・女子56%
追記
第1回さいたま国際マラソン・一般の部(サブ4)の完走率は、サンスポの記事によると、男子73.57%・女子56.16%でした。川内優輝選手の予想、ズバリ的中です。
種目 | 出走者 | 完走者 | 完走率 |
---|---|---|---|
マラソン・一般(サブ4) | 4,952人 | 3,557人 | 71.83% |
参考 走者に無情のロープ…4時間制限、完走率低く : スポーツ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
さいたま国際マラソン(15日、さいたまスーパーアリーナ発着)選考レースとは別に、4時間以内に完走できることを参加資格とした一般の部も実施された。ただ完走率は男子が73・57%、女子が56・16%で、男女合計の完走率で最低でも94%を超えている東京マラソンと比べると低い結果となった。
via: さいたま国際・一般の部、完走率は低め…今後検証へ/マラソン – スポーツ – SANSPO.COM(サンスポ)