第5回さが桜マラソン(2017年3月19日)
桜の季節は、やっぱり「さが桜マラソン」ですよね。2013年から佐賀県唯一のフルマラソン公認大会に生まれ変わり、自慢の桜並木とおもてなしで多くのランナーを感動させてきました。2014年には川内優輝選手も参加し、優勝賞品の佐賀牛をかっさらっています。
しかしこれからは、桜を愉しみながら走ることはできなくなってしまうようです。
2017大会は、これまでより2週間前倒し
動画: 佐賀新聞[SagaShimbun] (川内優輝選手のゴールシーンは再生時間0:55から)
フルマラソンに生まれ変わって4回目を迎える2016大会の開催前ですが(この記事は2016年2月11日に投稿しました)、2017年の第5回大会の開催日が発表されました。2017年3月19日(日)に決定です。これまでは4月第1日曜日に行ってきましたけど、第5回大会では日程が、なんと2週間早まります。
開催時期を早める理由は、4月第1日曜日は高温多湿になる可能性があり、熱中症などのリスクが高いためとのこと。とくに前回(第3回)は、最高気温が23℃を超え、リタイアする方や救急搬送される方が例年以上に続出。このことを踏まえ、開催時期を早めるに至ったようです。
参考までに、第1回大会からの完走率・気象条件は以下の通りとなっています。
【過去3回 完走率・気象条件】
開催年 | 出走者 | 完走者 | 完走率 | 最高気温 | 平均湿度 |
---|---|---|---|---|---|
2015 | 8,568人 | 7,578人 | 88.4% | 24.2℃ | 87% |
2014 | 8,316人 | 7,706人 | 92.7% | 13.5℃ | 50% |
2013 | — | — | 92.05% | 11.2℃ | 66% |
制限時間は6時間30分とたっぷり。さらに高低差わずか10m程度と日本屈指のフラットコース。何事もなければ完走率は90%を余裕で超えます。しかし2015年は厳しい気象コンディションにぶつかり、過去最悪の完走率を記録。リタイア続出で90%にすら届かないという無残な結末を迎えました。
このことを踏まえれば、2週間の前倒しもうなずけるでしょうか。気象条件のリスクが低くなるだけでなく、次の日は祝日(春分の日)でのんびりできますし。花見ランはできなりますが、ランネットのクチコミ評価でほぼ満点を獲得する熱気とおもてなしは、きっと変わりません。
ということで、桜の季節でなくても、やっぱり「さが桜マラソン」ですね。
前回のエントリーは開始わずか2時間で定員締切りとなっています。お申し込みはお早めに。募集要項など詳細は、夏以降に発表予定とのことです。
関連記事 さが桜マラソン2016 エントリー10月20日開始。2時間で定員締切り
佐賀 過去3年の桜開花日
ちなみに調べてみたところ、佐賀県での桜開花日の平均値は3月24日。過去6年間の開花日は以下の通りでした。
- 2015年 3月22日開花
- 2014年 3月19日開花 → 3月26日満開
- 2013年 3月18日開花
- 2012年 3月28日開花
- 2011年 3月22日開花
- 2010年 3月21日開花
【22日 佐賀 さくらの開花日】平年より2日早い。昨年より3日遅い。 #sakura2015
— ウェザーマップ さくらチーム (@wm_sakura) March 22, 2015
【さが桜マラソンに関するツイート】