第6回名古屋ウィメンズマラソン(2017年3月12日)
先日の2016年3月13日(日)に開催された名古屋ウィメンズマラソン2016。女性だけのマラソン大会としてギネス世界記録を更新する、史上最高の19,607人の女性ランナーが名古屋の街を駆け抜け、さまざまなドラマが生まれました。
福士加代子選手のエントリー、キルワ選手の大会連覇、野口みずき選手のおそらく現役ラストラン。日本人トップには、わずか1秒差で田中智美選手が輝き、実質残り1枚のリオ五輪代表の切符をほぼ確実につかみとりました。そして、知り合いの美ジョガーさんも悲願のサブ50を果たし(3時間50分切り)、未知の領域へ足を踏み入れました。
追記 名古屋ウィメンズマラソン2016 結果・順位・完走率(ランナーアップデート)
いつまでも感動に浸っていたところですが、次の名古屋はもうすでに始まっています。次はどんなドラマが待ち受けているのでしょうか。2017年(第6回)大会の開催日が発表されました。第6回大会についてチェックしていきましょう。
【目次】
- 第6回大会 2017年3月12日開催
- エントリー開始日 2016年9月開始
- 種目・定員・参加料
- 抽選倍率はどのくらい?
- 完走率はどのくらい? 脅威の97%
- コースマップ(日本陸連公認)
- 名古屋シティマラソンも同日開催
別の記事へリンク
第6回大会 2017年3月12日(日)開催
6回目を迎える名古屋ウィメンズマラソン2017の開催日は 2017年3月12日(日)に決定しています。
例年どおりの日程ですので、スケジュールの調整もつけやすい。同じ時期に開催されていた「横浜マラソン」は、次回は10月開催へ引っ越しとなり、まよわず名古屋ウィメンズマラソンを選ぶことができますね。女性ランナーたるもの、世界一の名古屋ウィメンズを走らずして、いったい何を走りましょうか。
関連 横浜マラソン2017 開催時期を変更、10月29日(日)。コース一部修正
種目・定員・参加料(2016)
名古屋ウィメンズマラソン2017の募集要項はまだ発表されていません。参考までに前回(2016)の種目・定員・参加料を載せておきます。
種目 | エントリー枠 | 定員 | 参加料 |
---|---|---|---|
マラソン | NIKEチャレンジ | 3,000人(審査あり) | 10,800円 |
マラソン | 宿泊付き | 4,000人(先着) | 10,800円 |
マラソン | チャリティ | 3,000人(先着) | 15,800円 |
マラソン | 一般・地元 | 7,000人(抽選) | 10,800円 |
マラソン | 海外 | 3,000人(先着) | 10,800円 |
マラソン | エリート | — | — |
前回の定員は合計20,000人。
全体的には2,000人増えましたが、チャレンジ枠が新設された影響で、一般枠は3,000人減りました(10,000人→7,000人)。そして参加料が300円だけ値上げされました。これも時代の流れです。第6回では値上げされないといいですね。
種目・定員・参加料(2017)
2017大会の募集要項が発表されました。種目・定員・参加料は以下の通りです。
種目 | エントリー枠 | 定員 | 参加料 |
---|---|---|---|
マラソン | チャレンジ | 3,000人(先着) | 11,000円 |
マラソン | 宿泊付き | 4,000人(先着) | 11,000円 |
マラソン | チャリティ | 3,000人(先着) | 16,000円 |
マラソン | 一般・地元 | 7,000人(抽選) | 11,000円 |
マラソン | 海外 | 3,000人(先着) | 11,000円 |
マラソン | エリート | — | — |
エントリー枠・定員ともに前回(2016)と変わらず、約20,000人規模で行われます。参加料も、前回に引き続き、少しだけ値上げされました(10,800円→11,000円)。値上げされないといいな、と切望していましたが、これも時代の流れですね。
エントリー開始日 2016年9月開始
名古屋ウィメンズマラソン2017のエントリー期間は以下の通り。
受付期間 | エントリー枠 |
---|---|
8月5日(金)~8月20日(土) | NRCチャレンジ(先着) |
8月17日(水)10:00~ 8月31日 | 宿泊付き(先着) |
9月1日(木)0:00~ 9月5日 | チャリティー(先着) |
9月12日(月)10:00~ 9月19日 | 一般(抽選) |
エントリー枠によって日程が異なります。もっとも注目をあつめる一般枠(抽選)は、2016年9月12月(月)あさ10:00開始。抽選の苦手な方がごっそりエントリーする、先着順のチャリティー枠は2016年9月1日(木)午前0:00開始です。
チャリティー枠は前回、開始60分ほどで定員締切りになっています。エントリーはお早めに。
追記 2016年9月1日(木)午前0:00を迎え、名古屋ウィメンズマラソン2017のチャリティーエントリーが開始されましたが、わずか30分ほどで定員締切りとなりました。今回も激戦でしたね。お疲れさまでした。
名古屋ウィメンズマラソン2017のチャリティーエントリーは、定員に達したため終了しました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
抽選倍率はどのくらい?
前回(2016)の抽選倍率は2.48倍
宿泊付き枠・チャリティー枠など「先着枠」も定員たっぷりで用意されますが、メインの一般枠は抽選です(あまりの人気で、2014年から抽選方式が導入されました)。
気になる抽選倍率について、前回(2016)の場合は、なんと2.48倍を記録しています。2016年は一般枠の定員が3,000人減少したことも大きく影響し、過去最高の抽選倍率を記録しています。これまでの抽選倍率は以下の通り。
【名古屋ウィメンズマラソン 抽選倍率(一般枠)】
開催年 | エントリー数 | 定員 | 抽選倍率 |
---|---|---|---|
2014 | 19,384人 | 10,000人 | 1.94倍 |
2015 | 16,959人 | 10,000人 | 1.70倍 |
2016 | 17,365人 | 7,000人 | 2.48倍 |
世界一を誇るわりにはそれほど高くありません。しかし、当選するには微妙な数字です。運に恵まれていない方は、宿泊付きやチャリティーなど、先着枠でのエントリーを選ぶのが賢明です。
ちなみにチャリティー枠は、一般枠より5,000円も高いにも関わらず、受付開始60分ほどで定員締切りとなっています。エントリーはお早めに。
今回(2017)の抽選倍率は2.74倍
2016年9月19日(月・祝)に一般枠の受付が締め切られ、名古屋ウィメンズマラソン2016(一般枠)の申込数・抽選倍率が発表されました。以下の通りです。
【名古屋ウィメンズマラソン2017(一般枠)抽選倍率】
開催年 | エントリー数 | 定員 | 抽選倍率 |
---|---|---|---|
2017 | 19,169人 | 7,000人 | 2.74倍 |
今回は、前回(2016)を大幅に超える2.74倍。過去最高の抽選倍率を記録しました。
抽選結果、2016年9月23日(金)発表。二次抽選なし
運命の抽選結果は、2016年9月23日(金)に発表予定です。前回(2016)は2015年9月28日(月)に発表されたので、今回もほぼ同じ時期になります。
メールで抽選結果が通知されますが、エントリーサイト「Go Sports Web」のマイページからも確認できます。わざわざメールの到着を待つ必要ありません。また、たとえ落選してもまだ諦めないでください。当選者の入金が一定数に満たなければ追加抽選(二次抽選)が行われるかもしれません。
追記 一次当選での入金者が予定数に達したため、二次抽選はありません。
名古屋ウィメンズマラソン2017一般エントリーは、一次当選での入金者数が予定数に達したため、二次抽選を行わないこととなりました。
完走率はどのくらい? 脅威の97%
名古屋ウィメンズマラソンの完走率は非常に高いです。第1回大会からの完走率は以下の通り。いずれも97%と、驚異的な結果を出し続けています。
【名古屋ウィメンズマラソン 完走率】
大会 | 出走者 | 完走者 | 完走率 |
---|---|---|---|
2016(第5回) | 19,607 | 19,112 | 97.48% |
2015(第4回) | 17,846 | 17,231 | 96.55% |
2014(第3回) | 14,675 | 14,325 | 97.61% |
2013(第2回) | 14,554 | 14,124 | 97.05% |
2012(第1回) | 13,114 | 12,726 | 97.04% |
制限時間が7時間とたっぷりですので、半分以上の距離を歩いてしまっても間に合います。初心者でも安心ですね。
完走者には、ティファニーのオリジナルペンダント
制限時間の長さだけでなく、完走率の高さを支える一番の要素はやはり、「ティファニーペンダント」でしょう。世界でここでしか手に入らない、完走者にしか贈られない、大会オリジナルのティファニーペンダント。こんなものをご褒美にされたら、もう何がなんでも完走するしかありません。
https://www.facebook.com/nagoya.womens.marathon/posts/1885755024995492
ペンダントのデザインは毎年変わります。毎年走りましょう。
コースマップ(日本陸連公認)
名古屋ウィメンズマラソンのコースはもちろん日本陸連公認。愛知県で唯一のフルマラソン公認大会です。また、国際陸連(IAAF)やAIMSの公認も頂いています。せっかく走るなら、非公認よりも公認がいいですよね。
名古屋シティマラソンも同日開催
なお、名古屋ウィメンズマラソンのほとんどおまけ的な存在に位置付けられ、男性も参加できる名古屋シティマラソン2017も、もちろん2017年3月12日(日)に開催予定です。
過去3年連続で出場していますが、飽きずに次も当然エントリーする予定です。名古屋ウィメンズ/シティマラソンは地元での開催ということもあり、僕の大好きな大会のひとつですので、これを走らずに新年度は迎えられません。
名古屋シティマラソンの抽選倍率も約1.6倍と高くありませんが、それでも落選する時はするわけでどうなるのか分かりません。果たして4年連続で当選することができるのか、今からドキドキしています。名古屋ウィメンズのように先着順のチャリティー枠などが用意されると少しは安心できるのですけどね。
とりあえず抽選運を少しでも高めるために、ゴミをしっかり分別したり、発車間際の電車に駆け込み乗車をしないなど、日頃の行いを心がけておきます。
(※名古屋シティマラソンは、2016大会から先着順に戻りました。)
関連記事 名古屋シティマラソン2016 エントリー10月7日開始。抽選ではなく先着順