追記: 2016年4月24日(日)開催の「ロンドンマラソン2016」に関するエントリーリスト(出場選手)・結果は、以下の記事に掲載していきます。
VIRGIN MONEY LONDON MARATHON 2015(2015年4月26日)
ワールドマラソンメジャーズの1つである「VIRGIN MONEY LONDON MARATHON 2015(ロンドンマラソン2015)」が2015年4月26日(日)にイギリス・ロンドンで行われます。気になる大会結果・順位については、大会サイトやFacebook・Twitter・Google+などのSNSで発表されると思います。結果の確認は以下からどうぞ。
ここでも、大会終了後に発表され次第、大会結果・順位をひたすら掲載しておきます。ロンドンマラソン2015は現地時間9:00スタート。時差が8時間ありますので、日本時間では4月26日(日)17:00スタートとなります。
【2015.04.26 追記】
マラソン・エリートの部、車いすの部の結果・順位(上位選手)を掲載しました。勝ったのは、デニス・キメット選手でもウィンソン・キプサング選手でもなく、エリウド・キプチョゲ選手(ケニア)でした。
ポーラ・ラドクリフ、ロンドンマラソン2015で現役引退
Your Final Instructions mag has everything you need to know about Registration & Race Day. http://bit.ly/1GWaioz
Posted by London Marathon on 2015年4月21日
ロンドンマラソン2015には、女子マラソン世界記録保持者のポーラ・ラドクリフ選手が出場します。ポーラ・ラドクリフ選手はこの大会を持って現役を引退するとのことです。
脚の故障に長い間苦しめられ、そのまま走らずに第一戦から退く選択肢もきっと考えていたはず。しかし、最後は走って終えたい、という気持ちがやはり強いのでしょうかね。彼女は再びマラソンを走りに戻ってきました。
2012年に行われたロンドンオリンピックは脚の故障のために欠場。そして同年8月に手術を受けましたが、その後も短時間のジョギング行えない状態で、競技に復帰できない可能性も高かったようです。しかし、彼女は戻ってきました。昨年(2014年)9月の10kmロードレース出復帰を果たし、35分49秒・女子3位に輝いています。
【関連記事】【ロンドンマラソン2015】ポーラ・ラドクリフのラストラン(現役引退)
ポーラー・ラドクリフのマラソン戦績
ポーラ・ラドクリフ選手が、今なお誰も破ることのできない女子マラソン最高記録を樹立したのは、2003年のロンドンマラソンでのこと。男女混合レースではありますが、2時間15分25秒という、とんでもないタイムをたたき出しました。
このレースの解説を務めていた増田明美さんも、ポーラ・ラドクリフの走りは衝撃的で、興奮のあまり座っていることができず立ったままの解説となったようですね。
先日のロンドンマラソン。世界最高記録(2時間15分25秒)を樹立したポーラ・ラドクリフさん(英国)の走りはあまりにも衝撃的でした。イギリスBBCのスタジオから中継。解説の私は興奮して座っていることができなくなり、ずっと立ったままのコメント。こんなのって初めてです。
現役最後となるロンドンマラソン2015では、ポーラ・ラドクリフ選手はどんな走りを魅せてくれるのか楽しみです。記者会見で「笑顔でマラソンを終えたい」と話しています。
【ポーラ・ラドクリフ マラソン戦績】
年 | 大会名 | タイム | 順位 |
---|---|---|---|
2002 | ロンドンマラソン | 2:18:56 | 優勝 |
2002 | シカゴマラソン | 2:17:18 | 優勝 |
2003 | ロンドンマラソン | 2:15:25 | 優勝 |
2004 | アテネンピック | DNF | — |
2004 | ニューヨークシティマラソン | 2:23:10 | 優勝 |
2005 | ロンドンマラソン | 2:17:42 | 優勝 |
2005 | 世界陸上ヘルシンキ | 2:20:57 | 優勝 |
2007 | ニューヨークシティマラソン | 2:23:09 | 優勝 |
2008 | 北京オリンピック | 2:32:38 | 23位 |
2008 | ニューヨークシティマラソン | 2:23:56 | 優勝 |
2009 | ニューヨークシティマラソン | 2:29:27 | 優勝 |
2011 | ベルリンマラソン | 2:23:46 | 3位 |
2012 | ロンドンオリンピック | 欠場 | — |
男子マラソン世界記録保持者 デニス・キメットも出場
Posted by London Marathon on 2015年4月23日
また、ロンドンマラソン2015には、男子マラソン世界最高記録保持者のデニス・キメット選手(ケニア)も出場します。デニス・キメット選手は、ベルリンマラソン2014で史上初の2時間02分台となる2時間02分57秒を記録。前回覇者のウィンソン・キプサング選手(ケニア)との対決に注目が集まります。
【ベルリンマラソン2014 動画】
史上初2時間02分台の世界最高記録達成の瞬間は、再生時間2:12:00から。
大会結果・順位(上位選手)
Posted by London Marathon on 2015年4月26日
【2015.04.26 追記】
ロンドンマラソン2015が終了し、大会サイトでは気になる大会結果・順位がさっそく発表されています。結果の確認は以下からどうぞ。
ここでも、エリートの部・車いすの部の上位選手のみですが、結果・順位を掲載しておきます。
勝ったのは、デニス・キメット選手でもウィンソン・キプサング選手でもなく、エリウド・キプチョゲ選手(ケニア)。ポーラ・ラドクリフ選手は一般の部からスタートし、2時間36分55秒で現役ラストランを終えています。また、車いすの部では、男子は副島正純選手が3位、女子は土田和歌子選手が7位に入りました。
エリートの部 男子
- 2:04:42 Eliud Kipchoge (KEN)
- 2:04:47 Wilson Kipsang (KEN)
- 2:05:50 Dennis Kimetto (KEN)
- 2:06:41 Stanley Biwott (KEN)
- 2:07:16 Tilahun Regassa (ETH)
- 2:07:16 Samuel Kitwara (KEN)
- 2:09:33 Javier Guerra (ESP)
- 2:09:36 Ghebre Kibrom (ERI)
- 2:10:10 Aleksey Reunkov (RUS)
- 2:10:21 Serhiy Lebid (UKR)
Posted by London Marathon on 2015年4月26日
エリートの部 女子
- 2:23:22 Tigist Tufa (KEN)
- 2:23:40 Mary Keitany (KEN)
- 2:23:41 Tirfi Tsegaye (ETH)
- 2:23:53 Aselefech Mergia (ETH)
- 2:24:15 Florence Kiplagat (KEN)
- 2:24:23 Jemima Sumgong (KEN)
- 2:25:01 Priscah Jeptoo (KEN)
- 2:25:15 Ana Dulce Felix (POR)
- 2:25:36 Volha Mazuronak (BLR)
- 2:26:33 Rkia El Moukim (MAR)
車いすの部 男子
- 1:31:31 Joshua George (USA)
- 1:31:32 David Weir (GBR)
- 1:31:33 Masazumi Soejima (JPN)
- 1:31:33 Pierre Fairbank (FRA)
- 1:31:38 Ernst Van Dyk (RSA)
車いすの部 女子
- 1:41:14 Tatyana Mcfadden (USA)
- 1:43:56 Manuela Schaer (SUI)
- 1:46:25 Amanda Mcgrory (USA)
- 1:46:27 Sandra Graf (SUI)
- 1:47:06 Susannah Scaroni (USA)