第34回いぶすき菜の花マラソン(2015年1月11日)
1年のうち日本でいちばん早く開催される公認フルマラソン大会「いぶすき菜の花マラソン」。今年の第34回大会が、いよいよ今週末1月11日(日)に開催されます。
川内優輝選手の出場も決まっていて、「大幅に大会記録を更新して優勝し、2015年に弾みをつけたい」と語っています。どんな走りを見せてくれるのか。楽しみです!
ちょっと変わった計測用ICタグ! アーチ状に靴から浮かせて装着する。
さて、大会本番まで間もなくとなり、いぶすき菜の花マラソンのFacebookページでは、タイム計測用ICタグについてのお知らせが掲載されています。その計測用ICタグが、僕が知っているものとは、少し変わっているのでご紹介します。
僕が知っている(いつも使っている)計測タグは以下の写真のもの。
ナンバーカードにくっつけられている計測タグもありますか。シューズ用の計測タグは大体このようなものが多いのではないでしょうか。計測タグの穴にビニタイを通して、ぐりぐりねじって靴ひもに装着するタイプです。
一方、いぶすき菜の花マラソンで使用する計測タグは以下の通り。
紙のようにペラッペラです!? 計測タグ(の下部)をビニタイで靴ひもに結ぶのは同じですが、その他はひと味もふた味も違います。タグ上部は穴に靴ひもを通す。アーチ状にして靴ひもから浮かせて使用するなど、ちょっと難しそうですね。
「誤った取り付け方の例」として、以下があげられていますか、どれもうっかりやってしまいそうですよ。
【誤った取り付け方の例】
- ICタグを丸める
- ビニタイがほどけている
- 靴ひもの下に挟んでいる
- ICタグを折り曲げる
- ICタグを他人と交換する
あと、紙のようにペラペラなので、うっかり引っ掛けてバリッと逝っちゃったりしないのかなと不安です。
そういえば僕も以前、どこかの大会で(何の大会だったのか思い出せないけど)このような紙のようにペラペラなシューズ用計測タグで走ったことあります。その時も、うっかり引っかけてしまわないかとハラハラドキドキでしたが…。結果、大丈夫でした。なので、きっと大丈夫なのでしょう。
計測タグはレース完走後に回収されるので、靴ひもから外す作業など面倒くさそうですね。どのタイプの計測タグにしても、計測タグ回収の面倒くささはマラソンの永遠の課題だと思います。
世の中には、回収不要の計測タグもあります! 「アスリートアタッチ AA05」など!
計測タグ回収の面倒くささは永遠の課題ですが、そんな課題を解決する画期的な計測タグがあるようです。それがプロビデント「アスリートアタッチ AA05」。なんと! 回収不要の使い切り計測タグです。Google検索したらヒットしました。
回収不要のアスリート向けナンバーカードタグ「アスリートアタッチ® AA05」
「アスリートアタッチ® AA05」は、アスリートのナンバーカード専用のUHF帯RFIDタグラベルです。RFIDリーダシステムと一緒に利用することで、アスリートの走行タイムを計測することができます。パッシブ型かつ合成紙製のため、タグ自体が低価格で、レース後のタグの回収作業が不要になります。
また、株式会社チョッパーの計測用モノタグ(使いきりタイプ)が日本陸連の公認タグとして承認されたなどの記事も掲載されていますので、時代は回収不要の使い切りタイプ計測タグ時代へと進んでいるのでしょうかね。
僕はまだ使いきりタイプ計測タグとは出逢ったことがありませんが、走り続けていればきっと出逢うこともあるでしょう。その日を楽しみに走り続けます。
ということで、いぶすき菜の花マラソンに参加されるみなさん、頑張ってください!