【第68回福岡国際マラソン】大会結果!セルオド・バトオチル選手、藤原正和選手に魅せられた。

第68回福岡国際マラソン(2014年12月7日)

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セルオド・バトオチル選手、藤原正和選手に魅せられました!

第68回福岡国際マラソン」が昨日(12月7日)開催されましたね。僕は午前中に「第8回いたばしリバーサイドハーフマラソン」(公認ハーフ)を走り、お昼から宿泊ホテルでテレビ観戦。市民ランナーとして贅沢な1日を過ごしました。

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速報!【第8回いたばしリバーサイドハーフマラソン】僕の結果!1時間18分42秒。トータル35km以上走りました。

今年は川内優輝選手の出場はありませんが(NAHAマラソンに出場)、それでも注目選手がたくさんで面白かったですね。20kmを過ぎても引き離される選手が少なく、30人近くが先頭集団に残る展開。「これはどうなる!?」とハラハラ、テレビに釘付けでしたよ。

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速報!【第8回いたばしリバーサイドハーフマラソン】僕の結果!1時間18分42秒。トータル35km以上走りました。

個人的には、セルオド・バトオチル選手に魅せられました。30km過ぎで先頭集団から抜け出し、元世界最高記録保持者のパトリック・マカウ選手に対し、何度も必死に仕掛けて「絶対に勝つんだ!」と勝利への執念を感じました。

そのセルオド・バトオチル選手の仕掛けもパトリック・マカウ選手には通用せず、さらっとかわされてしまった感じがありますが…。でも、「2013防府読売マラソン」以来2度目のサブテン。そして、これまでのベストタイムを10秒更新する2時間08分50秒でフィニッシュです。セルオド・バトオチル選手もいよいよ2時間08分台へ突入しました。これからが楽しみです。

【福岡国際マラソン】先頭争いをしながら言葉を交わすセルオド・バトオチル(左)とパトリック・マカウ=福岡市東区で2014年12月7日、和田大典撮影

【福岡国際マラソン】先頭争いをしながら言葉を交わすセルオド・バトオチル(左)とパトリック・マカウ=福岡市東区で2014年12月7日、和田大典撮影

(中略)折り返し手前の30キロ過ぎにバトオチル(NTN)が集団を抜け出し、マカウ、アセファ(エチオピア)が追いかけた。バトオチルは36キロ過ぎに仕掛けたが、すぐに追いついたマカウが38キロ付近でスパートした。

福岡国際マラソン:日本人最高は藤原4位 マカウ優勝 – 毎日新聞

また、藤原正和選手にも魅せられましたね。終盤で第2集団から抜け出し、先頭を追って必死の形相で疾走する姿は印象的でした。35km~36km地点の給水所でスペシャルドリンクを取ると、すぐには口に含まず、ボトルに書かれた家族からのメッセージを見つめて想いを噛みしめる姿にグッと来ました。

結果は、2時間8分台にはあと一歩及ばず2時間09分06秒の第4位。それでも日本人トップのフィニッシュで、「北京世界陸上2015」代表入りの選考テーブルに名乗りを上げました。

大会結果(上位12名)

  1. パトリック・マカウ(ケニア) 2:08:22
  2. ラジ・アセファ(エチオピア) 2:08:48
  3. セルオド・バトオチル(NTN) 2:08:50
  4. 藤原 正和(Honda)2:09:06
  5. 足立 知弥(旭化成)2:09:59
  6. ヘンリク・ゾスト(ポーランド)2:10:02
  7. 高田 千春(JR東日本)2:10:03
  8. ヤレド・アスメロン(エリトリア)2:10:09
  9. 宇賀地 強(コニカミノルタ)2:10:50
  10. メクボ・モグス(日清食品グループ)2:11:29
  11. 大塚 良軌(愛知製鋼)2:11:40
  12. 中本 健太郎(安川電機)2:11:58
  13. マーティン・マサシ(スズキ浜松AC)2:17:23

写真・図版30キロ過ぎのペースアップで、外国3選手に日本勢はふるい落とされた。遅れた第2集団から、前を追う姿勢を見せた藤原正和(ホンダ)が日本勢トップに。来夏の北京世界選手権の最初の代表選考会で33歳が存在感を示した。5位の足立知弥(旭化成)は初めて2時間10分を切る「サブテン」を達成。昨年5位の高田千春(JR東日本)は7位。2012年のロンドン五輪6位の中本健太郎(安川電機)は12位に終わった。

マカウ初優勝、藤原正和が4位 福岡国際マラソン:朝日新聞デジタル

パトリック・マカウ選手(ケニア)

ベストタイム2時間03分38秒(世界歴代4位)を持つ元世界最高記録保持者のパトリック・マカウ選手。左ひざのケガから1年8ヶ月ぶりの復帰レースで見事、優勝を飾りました。タイムよりも優勝にこだわっていて、慎重なレース運びでしたね。

元世界記録保持者マカウ、貫禄の初V 福岡国際マラソン

写真・図版元世界記録保持者といえども、早く優勝の喜びに浸りたかったのか、マカウはトラックの周回を勘違いして1周早く手を挙げて「ゴール」してしまった。本当に優勝を決めた後は、タオルを掲げて喜びすぎ、係員に止められた。自己記録から5分近く遅い記録でも、うれしさを隠さなかった。

「マラソンにカムバックできた。タイムではなく、優勝したかった」。左ひざのけがから1年8カ月ぶりに復帰した大会での優勝は格別だった。

元世界記録保持者マカウ、貫禄の初V 福岡国際マラソン:朝日新聞デジタル

世界歴代4位の2時間3分38秒を持つパトリック・マカウ(ケニア)が、じっくり勝機を見極めるレース運びで制し、外国勢が10大会連続で優勝をさらった。

マカウ初優勝、藤原正和が4位 福岡国際マラソン:朝日新聞デジタル

1年8カ月ぶりのマラソンを優勝で飾った元世界記録保持者のマカウは、「勝ててうれしい。辛抱強く走れた」と喜びをかみしめた。他の選手が集団から抜けてもしっかり捉え、38キロすぎに先頭集団から抜けると、そのままゴール。2011年に当時の世界新記録2時間3分38秒をマークした後は左膝のけがに苦しんだが、完全復活を思わせる強さを見せた。

時事ドットコム:強さ戻ったマカウ=福岡国際マラソン

マカウ復帰「勝つことが重要」 第68回福岡国際マラソン、きょう号砲

写真・図版

2014年12月7日05時00分

7日午後0時10分にスタートする。元世界記録保持者のパトリック・マカウ(29)=ケニア=は、約1年8カ月ぶりの42・195キロ。「マラソン界へのカムバックがかかる重要な大会。勝つことが重要」と勝負に徹する構えだ。

マカウ復帰「勝つことが重要」 第68回福岡国際マラソン、きょう号砲:朝日新聞デジタル

藤原正和選手

写真・図版日本人最高位の4位となる2時間9分6秒でゴールしたホンダの藤原正和選手(33)。快走の陰には、家族の支えがあった。

35キロ地点の給水所。藤原選手が手にしたボトルには「あと少しだ」とのメッセージが記されていた。書いたのは妻の麻紀子さん(33)。折り返し地点を過ぎ、十数人のトップ集団から飛び出した後の「勝負時」だったが、藤原選手は「和めた」と振り返った。

家族が支え、師走の街走った 福岡国際マラソン:朝日新聞デジタル

世界切符をたぐり寄せた実感はない。日本人トップの藤原は「選考のテーブルに乗ったことは良かった。最低限のレースはできた」と振り返ったが、03年にマークした2時間8分12秒の自己ベストにも及ばず、表情はさえなかった。

福岡国際マラソン:藤原 日本人トップ、世界陸上代表浮上も内容、タイム低評価 – 毎日新聞

今夏に大阪体大でフォームを解析した。これまでかかとから接地して爪先で蹴り上げていたが、足の裏全体で着地する改造に取り組んだ。目指したのは「極端に言えばカンガルー」と、軽やかに跳ねるイメージという。「まだ完成してない」というが、「前半で消耗しなかったので、終盤も体が動いた」と手応えもつかんだ。

福岡国際マラソン:日本人最高は藤原4位 マカウ優勝 – 毎日新聞

足立知弥選手

2時間09分59秒の5位(日本人2位)でフィニッシュ。一流選手の証しサブテン(2時間10分以内)をわずか1秒ですが、マラソン7回目で達成。旭化成の西政幸監督との面談で、競技続行の条件に「マラソンで2時間10分を切ること」と告げられていたようです。引退も考えた今回の福岡国際。競技続行を1秒差で勝ち取りました。

足立 背水サブテン 「1秒差」で競技続行勝ち取る 福岡国際マラソン

2時間9分59秒で5位に入った足立知弥平和台陸上競技場に入る直前、旭化成の足立は4人の5位集団から飛び出した。「頑張れば、2時間10分を切れる」。最後の力を振り絞り、自己ベストを23秒上回る2時間9分59秒。一流選手の証明とされる「サブテン」を、7回目の挑戦で初めて達成した。

足立 背水サブテン 「1秒差」で競技続行勝ち取る 福岡国際マラソン – 西日本新聞

「サブテン」達成、今度こそ 足立知弥、高田千春 第68回福岡国際マラソン

写真・図版

◇足立知弥(28)=旭化成 高田千春(33)=JR東日本

一流の証しとされる「サブテン」。2時間10分を切るタイムにもう一歩、届かない。今度こそ、の思いが募る2人がいる。足立は自嘲交じりにつぶやいた。「すぐに(2時間10分は)切れるだろうと思ってました。そこからだいぶ苦労してますけど」

「サブテン」達成、今度こそ 足立知弥、高田千春 第68回福岡国際マラソン:朝日新聞デジタル

宇賀地強選手

「最悪でも2時間7〜8分台は出しておかないと。その後のレースもあるので、選考のテーブルにも乗らないから」と語っていた宇賀地強選手。結果は2時間10分50秒の第9位。今回はドバイ、シドニーに続き3度目のマラソン挑戦となり、走るたびに自己ベストを更新しています。まだまだこれから、楽しみです。

【第68回福岡国際マラソン】宇賀地強選手、「最低でも2時間7分~8分台を」。個人的にはマーティン・マサシ選手! | ほぼニートの資格取得日記☆(マラソン編)

昨年の世界選手権男子1万メートル代表で3度目のマラソン挑戦となった宇賀地強(27=コニカミノルタ)は、2時間10分50秒で9位だった。

両足に豆をつくりながらも痛みに耐えて走った。だが38キロ過ぎに上がったペースに「反応できずきつかった」という。レース後、「甘くなかった。力がない。まだまだマラソンが分かってない」と厳しかった。

宇賀地、痛みに耐え9位「甘くなかった」 – 陸上ニュース : nikkansports.com

3度目のマラソンに挑んだ宇賀地(コニカミノルタ)は上位を脅かせず9位に終わった。レース後半、集団から抜けた選手についていけず、2時間10分50秒とタイムにも不満が残った。駒大時代から駅伝やトラックレースなどで活躍して注目されたエリート。しかし、今年から挑戦を始めたマラソンでは成果を出せず、「単純に力がない。マラソンを分かっていなかった」と肩を落とした。

時事ドットコム:宇賀地は意気消沈=福岡国際マラソン

中本健太郎選手

抜群の安定感を誇る中本健太郎選手ですが、今回は33km過ぎから遅れはじめ、まさかの12位(日本人6位)。それでも、(ぎりぎり)2時間11分台ですから「それほど悪くないのでは?」と個人的には思っていますけど…。日本最高レベルで競うトップラインナーとしては、代表選考対象の日本人3位以内も逃してしまい、やっぱりこれではダメなのでしょうね。

今後、他の代表選考レース(東京マラソン・びわ湖毎日マラソン)の出場もあるのでしょうか。

12位の中本「何も言えないぐらいの完敗」 福岡国際

写真・図版日本のエース中本(安川電機)が33キロ過ぎから遅れ始め、日本人6番手の12位に終わった。「何も言えないぐらいの完敗。体が反応しませんでした」。10位までに入れなかったのは、12回目のレースで初めてだ。

順調に夏合宿を終え、10月には「マラソンもいけるほど仕上がっていた」という。スタート前まで自信はあったが、「エネルギー切れに近い状態は初めて。ピークがずれていたのかもしれません」と振り返った。

12位の中本「何も言えないぐらいの完敗」 福岡国際:朝日新聞デジタル

中本は34キロすぎで失速し、12位に終わった。第2集団から藤原が飛び出した直後だったが、「体が反応しなかった。正直に言って、いっぱいいっぱいだった」。その後もずるずると後退し、日本選手の中でも6番手と精彩を欠いた。

12月にマラソン大会に出場したのは初めてだった。夏場の走り込みの後に1度ピークが来て、その後の調整にも苦しんだという。3大会連続の世界選手権代表に近づくことができず、「印象は悪くなったと思う。ここからはい上がらないと」と危機感を口にした。

時事ドットコム:精彩欠いた中本=福岡国際マラソン

宗部長は、中本の世界選手権代表入りの可能性について、来年の東京またはびわ湖毎日で2時間6分30分を切ることを条件に挙げた。

時事ドットコム:残念なレース=福岡国際マラソン

福岡国際マラソン・日本勢への評価

福岡国際マラソンの日本勢への評価は…良くありません。

残念なレース=福岡国際マラソン

来夏の世界選手権代表選考会の男子国内初戦となったレースを終え、宗猛男子長距離・マラソン部長は「残念という思いが一番強い」と語った。(中略)

全体に積極性も欠いた。「もう少し意識を変えないと世界で戦えない」と酒井勝充強化副委員長。

時事ドットコム:残念なレース=福岡国際マラソン

日本勢は優勝争いに絡めず、陸連「がっかり」 福岡国際

日本勢への師走の風は冷たかった。藤原の4位が最高で、期待の中本も12位と惨敗。来年の世界選手権に向けた最初の代表選考会だったが、優勝争いに絡む場面はなかった。日本陸連の酒井勝充強化副委員長は「意識を変えていかないと世界で戦えない。がっかりしている」と渋い表情を浮かべた。

【マラソン】日本勢は優勝争いに絡めず、陸連「がっかり」 福岡国際 – 産経WEST

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