41st BMW BERLIN MARATHON(2014年9月28日)
ベルリンマラソンの第41回大会は、2014年9月28日(日)に開催されました。今大会には日本から福士加代子選手も出場しています。モスクワ世界陸上2013の銅メダル獲得以来、約1年ぶりのマラソン挑戦です。
ベルリンマラソン2014での福士加代子選手の最低限の目標は、大阪国際マラソン2013(2位)で出した自己ベストタイム2時間24分21秒を更新すること。果たしてどんな走りを魅せてくれたのか。福士加代子選手の結果をチェックしていきます。
2014 ベルリンマラソン 結果・速報
2014 福士加代子の結果
福士加代子選手の結果は、2時間26分25秒の第6位に終わりました。順位はもちろん、最低限の目標すら達成できず、満足のいくレースではなかったようです。5kmごとのラップタイムは以下の通りです。
【2014 福士加代子 スプリット・ラップタイム】
距離 | スプリット | ラップ |
---|---|---|
5km | 0:16:30 | 0:16:30 |
10km | 0:33:03 | 0:16:33 |
15km | 0:49:33 | 0:16:30 |
20km | 1:06:19 | 0:16:46 |
25km | 1:24:00 | 0:17:41 |
30km | 1:42:01 | 0:18:01 |
35km | 2:00:16 | 0:18:15 |
40km | 2:18:32 | 0:18:16 |
Finish | 2:26:25 | 0:07:53 |
福士は10キロすぎで遅れ始めて6位に終わった。記録の出やすい平たんなコースで、自己記録(2時間24分21秒)更新を最低限の目標としていたが、2分以上及ばず、「思ったより付いていけなかった。何でか分からない」と首をひねった。調子は良く、気象条件も上々と感じたが、走りを最後まで修正できなかった。「雰囲気にのまれ、緊張したかな。残念」と繰り返した。
via: 時事ドットコム: 福士、失速に首ひねる=ベルリン・マラソン
2014 男子マラソン 総合結果
ちなみに男子マラソンは、デニス・キメット選手(ケニア)が、これまでの世界最高記録を26秒も縮める2時間02分57秒で優勝を果たしました。男子マラソンもいよいよ2時間02分台へ突入です。デニス・キメット選手は、優勝賞金と世界記録ボーナスなどで12万ユーロ(約1,660万円)を獲得しています。
【2014 デニス・キメット選手 スプリット・ラップタイム】
距離 | スプリット | ラップ |
---|---|---|
5km | 0:14:42 | 0:14:42 |
10km | 0:29:24 | 0:14:42 |
15km | 0:44:10 | 0:14:46 |
20km | 0:58:36 | 0:14:26 |
25km | 1:13:08 | 0:14:32 |
30km | 1:27:38 | 0:14:30 |
35km | 1:41:47 | 0:14:09 |
40km | 1:56:29 | 0:14:42 |
Finish | 2:02:57 | 0:06:28 |
なお、男子の日本勢の結果は以下の通り。外丸和輝選手(トヨタ自動車)の2時間11分25秒・第10位が、日本勢最高です。
【2014 男子日本勢 結果】
- 第10位 2:11:25 外丸 和輝(トヨタ自動車)
- 第13位 2:12:49 山本 亮(SGHグループ)
- 第15位 2:14:36 徳本 一善(モンテローザ)
- 第16位 2:15:18 前田 和浩(九電工)