今秋のアジア大会マラソン代表が発表されましたね。
川内、松村 代表に マラソン・アジア大会
男子は福岡国際マラソン3位(日本人1位)の川内優輝(27)=埼玉県庁、東京マラソン8位(日本人1位)の松村康平(27)=三菱重工長崎、女子は名古屋ウィメンズマラソン3位(日本人1位)の木崎良子(28)=ダイハツ、同4位(日本人2位)の早川英里(32)=TOTO=が選出された。
▶ 東京新聞:川内、松村 代表に マラソン・アジア大会:スポーツ(TOKYO Web)
川内アジア大会「代表の理想像を追求」
公務員ランナー川内はこの日、勤務する埼玉・春日部高定時制の卒業式のため報道対応はなし。コメントで対応し「『アジア大会で金メダルを取れなければ真夏の北京世界選手権の日本代表選考レースには出ない』と退路を断ち、覚悟を決めて練習を積んできました」という2度の選考会が不本意だったことを振り返った。
男子代表は
- 松村康平選手(「東京マラソン2014」2時間08分09秒 8位)
- 川内優輝選手(「第67回福岡国際」2時間09分05秒 3位)
女子代表は
- 木崎良子選手(「名古屋ウィメンズ2014」2時間25分26秒 3位)
- 早川英里選手(「名古屋ウィメンズ2014」2時間25分31秒 4位)
代表4人は陸連が4月に初めて設置するナショナルチームに加わる見通し。
川内選手は仲間うちで集まったり、母校での合宿に参加したりすことはあっても、チームに所属(?)するのは珍しい気がしますね。(でも、チームといっても、みんな集まって毎日ばりばり練習するわけではないのかな)
ナショナルチームでは、科学的アプローチや所属間の情報共有などを進めるとのこと。
日本陸連にとって「リオデジャネイロ五輪の強化戦略の起点」と位置づけるアジア大会マラソン。女子は10月2日、男子は10月3日に行われます。
アジア大会の男子選考といえば、佐々木悟選手のことが思い浮かびます。
「びわ湖毎日マラソン」では2時間09分47秒の2位。最後の最後まで、粘りを魅せてくれた姿が印象的でした。
しかし、佐々木選手は「福岡国際」にも参戦していて、そのときは2時間13分12秒の9位。
複数の選考会に挑んだ場合は「最初のレース結果(福岡国際の方)を選考基準とする」とのことで、川内選手・松村選手の代表が濃厚でしたね。
女子については、前田彩里選手(「第33回大阪国際」2時間26分46秒 4位)にも注目。
大学生の将来性を買う声もあったようです。
しかし、
- 早川選手は30キロまで優勝争いに加わった
- 前田選手は先頭集団にいなかった
- 優勝する実現性は早川選手のほうが高い
という理由もあり、早川選手が選ばれたようです。
ちなみに、川内優輝選手はアジア大会へ向けて、「びわ湖毎日マラソン」(3/2)から「隠岐の島ウルトラ」(6/15)まで16週連続レース参戦を予定。
次回(3/16)は3戦目の「さいたまシティマラソン」にゲストランナーとして参戦予定です。
(※藤原新選手も、3キロの部で子どもたちと一緒に走るみたい。)
▼ 川内優輝選手の参戦予定レース一覧(3/2~)!(正確な情報か怪しいのもありますので注意!)
- 3/2 びわ湖毎日マラソン(フル)
- 3/9 名古屋シティマラソン(ハーフ?)
- 3/16 さいたまシティマラソン(ハーフ)→藤原新選手も3kmの部で登場!
- 3/23 小郡ロードレース大会(ハーフ)
- 3/30 仁川国際マラソン(韓国、ハーフ)
- 4/6 さが桜マラソン(フル)
- 4/13 (?)本庄早稲田の杜 クロスカントリー&ハーフマラソン大会
- 4/20 徳島マラソン(フル)
- 4/27 (魚津しんきろうマラソンに来てくれると嬉しいな)
- 5/4 ハンブルクマラソン(ドイツ、フル)→元世界記録保持者ハイレ・ゲブレシラシエ選手も参戦
- 5/11 仙台国際ハーフマラソン(ハーフ)
- 5/18 高橋尚子杯ぎふ清流マラソン(ハーフ)
- 5/25 (黒部名水マラソンに来てくれると嬉しいな)
- 6/1 千歳JAL国際マラソン(フル)
- 6/8 秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース大会
- 6/15 隠岐の島ウルトラ(50キロ)
- 7/6 ゴールドコーストマラソン
- 9/19~ アジア競技大会(男子マラソンは10/3開催)