心に残ったマラソン大会ランキング2013
2013年も残り2週間。今年はいっぱい走りました。
トレーニング・レースや小さい大会も含め、全部で30レースに参加(まだ2本残っていますが)。そんな僕が勝手に選びました、「心に残ったマラソン大会ランキング2013」!!1位~5位までの発表です。
1位:2013北海道マラソン(8月25日)
「思い出のマラソン大会は?」と言われると、真っ先に「北海道マラソン」が思い浮かびます。なので1位に選びました。
はじめてのひとり北海道、はじめての真夏フルマラソン、はじめてのサブ3、見たこともないほど超長い給水ポイント(最長400m)。初ものづくしでした。
「北海道マラソン」前に走った30km大会では大撃沈。「こんなんでフルマラソンを無事に完走できるのか…」超不安な心境で臨む。でも、例年ほど気温が高くなかったこと、体調が絶好調だったこともあり無事に完走。ペースが堕ちること無くサブ3達成(2時間59分01秒)!
「こんな僕でも、フルマラソンをしっかり走り切ることが出来るんだ!」フルマラソンに対して自信をつけることができた大会です。来年も是非参加したい!
▶ 「2013北海道マラソン」で走ってきました!!
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2位:名古屋シティマラソン2013(3月10日)
「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知2013」。
「名古屋ウィメンズマラソン」のおまけ的な印象を受けます。
走りやすさは最悪!
大会当日はウィメンズ/シティマラソンあわせて3万人のランナーが集結し、すごい混雑。参加者の多さに対して、通路は狭く、階段や坂道では大渋滞が発生。荷物預け場所に着くのに数十分かかり(空いていれば3~5分で着ける距離)、荷物を預けてからスタートまでに1時間ほど待たされます。(ランパン・ランシャツ姿でブルブル…)
レース後半は、先にスタートしたウィメンズのランナーに追いついてしまうため給水ポイントなどは大混雑しています。まともに取れません。タイム優先の場合、後半10kmを給水なしで走る覚悟が必要です。
「走る」点だけ見れば最悪な印象を持っていますが、それでも2位に選んだのはイベント性がとても高いから。大規模な都市型マラソンだけあって、盛り上がりは凄い。沿道で観戦する人もたくさんで声援も凄い。「マラソン大会を走った~!」という気分になれました。終わってみれば「よい大会だったな~」と。
荷物を預けてからスタートまでに1時間ほど待たれたけど、その間はナゴヤドーム通路のモニターで名古屋ウィメンズの放送を観戦できました。「さっきまでテレビで観ていたコースを、女子トップランナーが走っていたコースを、僕はいま走っている…」。なにか感じるものがあります。
ウィメンズを走る女性ランナー(約15,000人)だけで埋め尽くされるスタートブロック。その光景も独特なものがあり、他の大会ではなかなか味わえません。
あと、トイレがたくさん用意されていて、スタート直前でもすんなり済ますことができました。その点も僕にはポイント高い!
▶ 「名古屋シティマラソン2013」(ハーフの部)で走ってきました。
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3位:第3回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン(5月19日)
高橋尚子さんとハイタッチ!が出来る。川内優輝選手やマーティン・マサシ選手など日本・世界トップランナーの走りを間近で観られる。貴重な体験ができます!前日イベントも楽しいですよ(Qちゃんのランニングクリニック・トークショー、サンプラザ中野くんの生ライブなど)。
シーズン最後の本気レースに設定している、僕のお気に入り度ナンバーワン大会です。「毎年この大会で走る、そのために僕は生きている」そう言っても過言ではありません。今年もたくさんの声援に励まされて、自己最速でフィニッシュ(1時間16分30秒)!最高でした。
でも3位なのは、第1回大会から参加しているので新鮮味が薄れてるせいかな。大会運営は年々良くなっていて(Qちゃんもすごく頑張ってる)、どんどん走りやすくなってる印象です。しかし、「心に残った」という点ではこの順位です。来年の第4回大会はどんなことが待っているのか、楽しみです。
▶ 「第3回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」で走ってきました。
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4位:2013いびがわマラソン(11月10日)
人生3度めのフルマラソン。西田ひかるさん、金哲彦さん、そして高橋尚子さんがスタート前に登場してテンション上がりました!
残念ながら雨の中でのレース。寒い。楽しみにしていた景色はモヤモヤ。しかし、それがかえって神秘的というか幻想的というか。そんな雰囲気のなかで走ることができ、それはそれで楽しめました。(でもやっぱり晴れがいい)
平坦な部分はほどんど無く、常に上っているか下っているかのタフなコース。そのコースを「北海道マラソン」以上のペースで、撃沈することなく完走できた。このことは、僕のフルマラソンに対する自信をますます深めてくれました。
それ以上に嬉しかったのは、コース上にトイレがたくさんあったこと!しかも、次のトイレまでの距離表示もある!この日、終始トイレを求めていた僕にとってはすごく有り難かった。「あと数キロいけばトイレがある。大丈夫だ。」落ち着いて走ることができました。ありがとうございます!
でも、いちばん感動したのは、やはりちびっ子たちの応援ですね。冷たい雨の中、「がんばってください~!」と懸命に声援を贈ってくれる。「ハイタッチ!(ロータッチ?)してくれ~」と待ち構えるポーズもかわいかったです。あれはもう衝撃的でした。
「いびがわマラソン」も来年また参加したい大会!ただし、前日受付はアクセスが不便だし、当日受付でも問題無さそうなので行かない。
▶ 11/10の練習 「2013いびがわマラソン」 3時間01分30秒!
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5位:RUNNETフライデーナイト・リレーマラソン in 国立競技場 夏大会(8月2日)
リレーマラソンをチームで楽しく走る人々を横目に、ひとりたんたんと走りました。自分史上もっとも撃沈した大会。ここまでボロボロにされたのは初めて。なので(悪い意味で)心に強く残っています。
この3週間前にも3時間ラン大会を走り、ちょい撃沈しています。でも「あの時は日中の開催。今回は夜の時間帯。日が沈んでいくらか涼しくなっているから、今回は大丈夫だろう」タカを括ってました。
よく3時間歩かずに走り通せたなと思います。ぶっ倒れていてもおかしくなかった。今思えば奇跡です。
でも本当にキツかったのは、走り終えた後。
身体をまともに動かすことができず、気分もメチャメチャ悪い!
競技場のロッカーに預けた荷物を取りに、バックストレート側スタンド(約400メートルの距離)へ移動。それだけでも休みやすみで50分ほど掛かる。その場に倒れ込み、そのまま国立競技場で一晩過ごしたい気分でした(幸いなことに12時間リレーの部があるため大会は朝までやってる)。
しかし、終電前にホテルへ戻りベッドの上で休みたい。その気持ちのほうが強かったので、ふらふらしながら移動。東新宿のホテルまで戻るのにひと苦労でした。
帰りの電車は混雑していて座れない。立っているのが辛くて、1~2駅ごとに降りる。そして、ホームの隅っこで地面に寝転がって休んでました。ホテルがある東新宿駅に到着しても階段をのぼる気力が出ず、階段わきでしばらく座り込む。普通なら20分ほどの電車移動。いったいどれだけ時間をかけたのだろう…。
ホテルに到着したのは確か深夜1時ちかく。なんとかかろうじて部屋にたどり着けた。その時の安堵感はすんごいものです。いい経験が…できた…?
「北海道マラソン」、「いびがわマラソン」を無事に完走できて、フルマラソンへの自信を得られました。でも調子に乗っていると、この大会の時みたいにまた酷いことになるよ。自分に言い聞かせています。
▶ 「RUNNETフライデーナイト・リレーマラソン in 国立競技場 夏大会]を振り返る
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以上、僕の「心に残ったマラソン大会ランキング2013」1位~5位でした。