ちばアクアラインマラソン2014(2014年10月19日)
公式サイト:「ちばアクアラインマラソン」公式ウェブサイト
「海を走ろう ~アクアラインの風にのって~」
完走率大幅向上の理由は、気温・給水・ランナーの意識向上!
10月19日(日)に開催された「ちばアクアラインマラソン2014」。フル・ハーフ合わせて約17,000人のランナーが健脚を競い合いました。完走率は以下の通りです。
【2014大会の完走率】
- フルマラソン 85.3% (男性86.4%・女性78.6%)
- ハーフマラソン 91.6%(男性95.5%・女性86.5%)
▶【ちばアクアラインマラソン2014】フルマラソン完走率85.3%!前回の73.8%から大幅に向上しました。
フルマラソン完走率は前回(2012年大会)の73.8%から大幅に向上していますね(ハーフは開催されていません)。
「完走率が大幅に向上したのは何故だろう?」とずっと気になっていましたが、その理由が東スポWebの記事に掲載されていました。
アクアラインマラソン完走率急上昇の理由
19日に開催された「ちばアクアラインマラソン」(千葉県木更津市発着)の完走率が6時間制限のフルマラソンで85・3%を記録し、2012年の第1回大会の73・8%を大きく上回った。(中略)
大会実行委員会の担当者は「全体としては85%を目標にしていたので、目標どおり。前回は気温上昇もあり、予想以上にリタイアが多かった。今回は大事になるアクシデントもなかった」と話す。
大会実行委員会の担当者によると、理由は以下の3つとのこと。
- 気温が前回より低い(前回は23.5℃~26℃・今回は17.2℃~23℃)
- すべての給水ポイントにスポーツドリンクを置いた(前回は1ヶ所おき)。十分な給水体制を確保した(前回は水がなくなったところもあった)
- Webサイトにランニングクリニックのコーナーを設け、ランナーの意識向上に務めた
▶ 【スタート地点】 気象状況について(2014年10月19日)
▶ 【アクアライン】 気象状況について(2014年10月19日)
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今回の目標は、全体で完走率85%。とりあえずその目標は達成できたようですね。
しかし、参加者同規模・同じ制限時間6時間の「京都マラソン」は93.9%(2014年2月)とけっこう開きがあります。まだまだ満足できないかもしれません。次回はどんな対策を講じるのか注目です。
制限時間7時間の東京マラソンの96・0%(14年2月、フルマラソン)より低いのはともかく、同じ6時間で参加者も同規模の京都マラソンの93・9%(同)ともまだ開きがある。次回開催については、今回の結果を受けて千葉県の森田健作知事以下が検討するといい、来年の実施はまだ決まっていない。
ちなみに、来年(2015年)も開催されるかどうかははまだ決まっていない様子。アクアラインを長時間通行止めにする影響は大きく、現状では毎年開催は難しいようです。次回開催は2016年かそれ以降になるかもしれません。