仁川アジア大会2014 女子マラソン(2014年10月2日)
公式サイト:17th Asian Games INCHEON 2014
JOC:第17回アジア競技大会(2014/仁川) – JOC
女子マラソンの結果!(キルワ選手・木崎選手・早川選手)
本日10月2日(木)午前」9:00スタートの「仁川アジア大会2014」女子マラソン。先ほどフィニッシュを迎えました。結果は以下の通り(キルワ選手・木崎選手・早川選手だけ)。
- 1位 キルワ選手(バーレーン)2時間25分37秒
- 2位 木崎良子選手 2時間25分50秒
- 4位 早川英里選手 2時間33分14秒
▶ 【仁川アジア大会2014】女子マラソン スタートしました!木崎良子選手・早川英里選手、爆走中!
木崎、悔し涙の銀/女子マラソン詳細
木崎良子(29=ダイハツ)は銀メダル、早川英里(32=TOTO)は4位に終わった。
木崎はトップを併走していたキルワ(バーレーン)の37キロ付近のスパートについて行けず、ゴール前で追い上げたが13秒差の2時間25分50秒のタイムで2位。ゴール後は両手で顔を覆いながら悔し涙を流した。
レースはスローペースで始まる。最初の5kmが18分49秒くらい。しばらくは出場選手17人のうち10人で先頭集団を形成していました。
しかし、10kmあたりからキルワ選手が急激にペースアップ。10km~15km地点の5kmが16分28秒くらい。
これで集団がバラけてしまい、早川選手も後方へ離されていく。(その後は8位、9位を維持。)
その中で木崎選手は、キルワ選手の急激なペースアップにしっかり対応(解説の金哲彦さんがべた褒めしてました)。17km過ぎでキルワ選手に並ぶ。あとは2人の一騎打ちです。
30km過ぎ・35km過ぎでの、キルワ選手の仕掛けにも喰らいていた木崎選手でしたが、38kmあたりでのキルワ選手のスパートでついに離されてしまう。5秒、10秒、22秒と差が広がります。
それでも、必死に前を追いかける木崎選手。最後はキルワ選手との差を13秒差までに詰めて、2時間25分50秒の2位フィニッシュ。
木崎選手はこの結果に満足いかないようで、フィニッシュ直後から悔し涙を流していました。
木崎のコメント 「2カ月間、金メダルを目指していたが、自分の弱い所が出てしまった。昨年よりは成長したが、恩返しができなかった。残り2キロでいこうと思ったが、その前にいかれた。自分も足にきていたのでついていけなかった。ラスト5キロのペースアップについていけるよう練習していきたい」
また、早川選手は一度は9位にまで後退したものの、前方の選手を一人ひとり確実にとらえていき、2時間33分14秒の4位フィニッシュです。
GARMIN(ガーミン))ForeAthlete 620Jセット
ちなみに、3位のGEMGCHU Lishan Dula選手(バーレーン)は、フィニッシュラインを間違えてしまったらしく、フィニッシュ手前200m~250mあたり(競技場内の第3コーナあたり)で歩き出しました。
(これにはすぐ後ろを走っていた早川選手もびっくり!)
その隙に早川選手が抜いて3位浮上。しかし、フィニッシュの間違いに気づいたGEMGCHU選手は早川選手をすぐに抜き返し、無事3位フィニッシュです。
早川のコメント 「(シェムジュが止まったことは)ちょっとびっくり。急にまた後ろから抜かれてびっくり」「序盤から流れに乗れず、うまく動けず残念。これをいい経験にして次につなげたい」
フィニッシュした!と思い込み、気が抜けてたはずなのに…。あの脱力状態から、再びぐわっ!と走り出したGEMGCHU選手には感動しましたよ。(僕だったら「あ、もうムリ…」と諦めてしまいそう。)