GARMIN(ガーミン)ForeAthlete 620Jの「最大酸素摂取量(VO2max)」推定機能
GARMIN(ガーミン)のGPSランニングウォッチ「GARMIN ForeAthlete 620Jセット 」には、トレーニング中の心拍などをもとに「最大酸素摂取量(VO2max)を推定する機能」が搭載されています。
VO2maxは、マラソンパフォーマンスを決める大事な要素のひとつ(他には乳酸性代謝閾値・ランニングエコノミーなど)。自分のVO2maxを手軽に知ることができるのは嬉しいですね。
僕の推定VO2maxは、61(ml/kg/分)
初めて計測した時は「53(ml/kg/分)」だった僕のVO2maxも、今は「61」となりました。(より正確なVO2maxを測定するには、数回の測定を行う必要があるとのこと。)
日本人の成人男性の平均値は「43(ml/kg/分)」(女性は「35」)ということで、僕のVO2max「61」は「極めて優秀」以上なようです(えっへん!)。データ管理Webサイト「GARMIN Connect」で表示されるVO2maxのメーターも振り切れていますよ(上図)。
ちなみに、「60」を超えるとサブスリーが見えてくるらしいです(ランナーズ 2014年 07月号 [雑誌] p.9)。
推定VO2maxからレースタイムを予測する
「GARMIN ForeAthlete 620Jセット 」では、推定VO2maxの値からレース予想タイムを表示する機能も搭載しています。VO2max「61」の場合のレース予想タイムは以下の通り。
【VO2max「61」の予想タイム】
- 5km: 16分47秒
- 10km: 34分50秒
- ハーフ: 1時間16分57秒
- フル: 2時間40分55秒
フルマラソンの予想タイムはなんと!2時間40分55秒。この予想タイムを、いつかそのうち実現できるように頑張ります…。(いつか?そのうち?)
川内優輝選手は「82」・瀬古利彦さんは「84」
「ランナーズ 2014年 07月号 [雑誌] 」によると、実業団選手のVO2maxは「70」台が多いとのことです。
川内優輝選手の場合、VO2maxはなんと!「82.03」。ついでに乳酸閾値は分速315m(キロ3分19秒)。
往年のトップランナー瀬古利彦さんに限っては「84」らしい。僕のVO2maxが「極めて優秀」の評価を受けて、一瞬はしゃぎましたが…。実際のところ、全然たいしたことないみたい。もっと精進します。
基本的に最大酸素摂取量は高校時代頃までに決まるため、生まれもった素質、幼少期の運動経験や生活習慣、中学・高校時代のトレーニングなどの影響が大きいです。
via: ランナーズ 2014年 07月号 [雑誌] p.9
マラソンにおけるVO2maxについては、やはりジャック・ダニエルズさんの本が参考になると思います。もっと精進します(2回め)。