【VMware ESXi】自作PCにインストール！ネットワークコントローラーの問題で失敗！

VMware ESXiを自作PCにインストール

4788097742_d8f6ae055c_b — Photo by: Sven

「VMware ESXi」を、使わなくなった自作PCへインストールしてみました。結果は僕の自作PCではESXiは使えないという結論に至りました。まあ、予想通りです。ESXiは対応するハードウェアの種類がけっこう限られていて、僕の自作PCは古いので、ハードウェがESXiに対応していましせんでした。以下、問題点を順に上げていきますね。

CPUの問題

まずはCPUの問題が発生しました。自作PCに搭載しているCPUは、以下の通りです。

Pentium4 3.0GHz (Northwood) (x86系)

Pentium 4（Northwood）は32ビットCPUです。最初はVMware ESXiに最新バージョンの4.0をインストールしようと考えていましたが…。ESXi 4.0は64ビット化されていて、64ビットCPUでしか動きません。つまり、32ビットCPUの僕の自作PCでは利用できませんでした。ということで、32ビットCPUに対応しているESXi 3.5を使うことにします。

ESXi 3.5はVMwareのWebサイトから用意します。Webサイトから「ESXi 3.5 UPDATE 5」のISOイメージをダウンロードして、ブートディスクとしてDVD-Rに書き込みます。（この作業はWindows 7で行いましたが、標準でISOイメージの書き込み機能が付いているので楽ですね。わざわざライディングソフトを用意しなくて済みます。）

IDE HDDの問題

次に、ハードウェアコントローラの問題が発生しました。

ESXiは、サーバ用のRAIDコントローラをサポートしていることはもちろん、オンボードのSATAコントローラ＋SATA HDDでも(一応)サポートしています。しかし、しかし自作PCのHDDは「IDE」です。果たしてIDEの場合はどうなるのでしょう。

作成したESXi 3.5のインストールディスクからブートさせて、試してみました。その結果、以下のとおり表示されて失敗しました。

Installation operation Failed!

The installation operation has encountered a fatal error:

Unable to find a supported device to write the VMware ESX Server 3i 3.5.0 image to.

ちなみに自作PCのマザーボードは「P4P800-E Deluxe」です。IDEだけでなく、SATAコントローラも搭載しています。なので、シリアルATAのHDDを購入して、そちらにESXiをインストールされば良さそうですけど、SATAのHDDをわざわざ買うのはなんかもったいない気がします。

IDE HDDでもインストールできる方法を探してみたところ以下を見つけました。試してみます。

▶ Install ESXi 3.5 to an IDE drive

【IDE HDDへESXi 3.5をインストールする手順】

Installation operation Failed!とかいう画面が出てきたら、「Alt + F1」
コンソール画面が表示。rootでログオン。パスワードなし。
ディレクトリ移動 “cd /usr/lib/vmware/installer/Core”
編集 “vi TargetFilter.py”
73行目あたりの以下の記述を書き換え

return interface.GetInterfaceType() == ScsiInterface.SCSI_IFACE_TYPE_IDE
↓
↓
return interface.GetInterfaceType() == ScsiInterface.SCSI_IFACE_TYPE_ISCSI