ニューイヤー駅伝2015(2015年1月1日)
クリスマスが過ぎ仕事納めも迎え、あとは年が明けるのを待つだけでしょうか。年が明ければすぐに「ニューイヤー駅伝2015」が開催! これまではテレビでやっていれば何となく観る程度でしたが、今回はがっつり観るつもりです。
ニューイヤー駅伝2015は、2015年1月1日(木・祝)朝9:15スタート。TBS系列で朝8:30より放送開始です。
ニューイヤー駅伝が僕の立ち直るキッカケになれば…。
「奈良マラソン2014」(12月14日)が終わってから、完全に腑抜け状態に陥っています。
今年ラストランの「年越しマラソン2014(in 庄内緑地公園)」(12月27日)も本当にサボってしまったので、腑抜け状態は深刻です。ここ数日は面倒くさくて走る気力も湧いてきません。
毎年、テキトーに観ていた「ニューイヤー駅伝」ですが、選手たちの走る姿が、僕の立ち直るキッカケになればいいなと思い、今年はニューイヤー駅伝をがっつり観ることにします。
ニューイヤー駅伝をがっつり楽しむためには、ニューイヤー駅伝のことをブログにメモすることは欠かせませんね。ブログに書くことで出場チーム・メンバーのことなどが頭に入り、各チームの応援に熱が入るからです。
ということで、出場チーム(全37チーム)と各区間のコースガイドを以下に掲載しました。
※本当は各チームのメンバーまで調べて載せたいところでしたが、1つの記事に載せるには量が多すぎでした。各チームについては個別でメモしていきます。ちなみに各区間の出場選手(区間エントリー)は12月31日に決定するとのこと。
出場チーム(全37チーム)
東日本(13チーム)
No. | チーム名 | 出場回数 | 前回成績 |
---|---|---|---|
1 | コニカミノルタ | 30年連続 40回目 | 1位 |
3 | 日清食品グループ | 20年連続 20回目 | 3位 |
8 | Honda | 31年連続 32回目 | 8位 |
6 | 富士通 | 25年連続 25回目 | 6位 |
11 | ヤクルト | 2年連続 35回目 | 11位 |
26 | プレス工業 | 6年連続 6回目 | 26位 |
15 | 小森コーポレーション | 23年連続 32回目 | 15位 |
17 | DeNA | 2年連続 2回目 | 17位 |
18 | 日立物流 | 3年連続 3回目 | 18位 |
9 | SUBARU | 15年連続 15回目 | 9位 |
32 | 八千代工業 | 5年連続 10回目 | 34位 |
16 | JR 東日本 | 9年連続 10回目 | 16位 |
34 | 南陽市役所 | 2年連続 2回目 | 36位 |
※東日本予選の順位(上位13チーム)の順に並んでいます。
東日本予選の様子
埼玉県で行われた東日本予選でのニューイヤー駅伝出場条件は、上位13チーム(全24チーム中)に入ること。その中でニューイヤー駅伝2連覇のコミカミノルタと、3年ぶりの優勝を目指す日清食グループに注目が集まりました。
さらにルーキーでは、箱根駅伝2014の覇者・東洋大学の双子最速ランナーとして有名な兄・設楽啓太選手(コミカミノルタ)と、弟・設楽悠太選手(Honda)が注目。初めて違うチームで駅伝に挑み、エース区間・第2区で対決。兄・啓太選手は2位でタスキをもらうと一気にトップへ躍り出て、区間賞の走りを魅せつけます、一方、弟・悠太選手は区間4位の悔しいデビューとなりました。
第4区では小野祐幸選手(日清食グループに)が猛追し、41秒あったトップのコミカミノルタとの差を5秒差へ縮め区間賞を獲得。コミカミノルタと日清食品の一騎打ちとなりましたが、第5区で山本浩之選手(コミカミノルタ)が区間賞の走りで後続を引き離すと、そこで勝負あり。コミカミノルタが東日本3連覇でフィニッシュを飾りました。日清食品は3連続2位です。
中部(7チーム)
No. | チーム名 | 出場回数 | 前回成績 |
---|---|---|---|
7 | トヨタ自動車 | 26年連続 36回目 | 7位 |
13 | NTN | 10年連続 51回目 | 13位 |
12 | トヨタ紡織 | 18年連続 18回目 | 12位 |
23 | 愛知製鋼 | 10年連続 31回目 | 23位 |
22 | 愛三工業 | 14年連続 14回目 | 22位 |
35 | 中央発條 | 2年ぶり 32回目 | – |
30 | トーエネック | 3年連続 5回目 | 30位 |
※中部予選の順位(上位7チーム)の順に並んでいます。
中部予選の様子
愛知県渥美半島で行われた。中部・北陸予選。注地元田原市で悲願の初優勝ねらう「トヨタ自動車」と、大会3連覇がかかる「トヨタ紡織」に注目が集まります。
第1区のレース序盤は各チーム牽制しあう展開でしたが、そんな状況を打破したのが藤本拓選手(トヨタ自動車)。ラストスパートを制して、区間賞のトップでタスキをつなぎます。
続くインターナショナル区間の第2区でも、ジョセフ・カマシ選手(トヨタ自動車)が区間2位の安定した走りで、トヨタ自動車が徐々に差を広げていきます。一方、トヨタ紡織は第2中継所で4位(トップのトヨタ自動車と44秒差)と序盤から厳しい展開。
地元への初優勝へトヨタ自動車は、第3区・田中秀幸選手、第5区・早川翼選手、第6区・松本賢太選手が立て続けに区間賞を獲得し独走状態に。
アンカーのスーパールーキー・窪田忍選手も、堂々とした走りで区間賞を獲得。1区から一度もトップを譲らなかったトヨタ自動車が地元田原市で初優勝を飾りました。2位は NTN 。3位はトヨタ紡織。3連覇をねらったトヨタ紡織はニューイヤー駅伝へ課題を残すレースとなりました。
北陸(2チーム)
No. | チーム名 | 出場回数 | 前回成績 |
---|---|---|---|
14 | YKK | 23年連続 25回目 | 14位 |
36 | 重川材木店 | 2年ぶり 5回目 | – |
※北陸予選の順位(上位2チーム)の順に並んでいます。
北陸予選の様子
北陸予選では、「YKK」が圧巻の24連覇を達成。2位には「重川材木店」が入り、2年ぶりのニューイヤー駅伝出場を飾りました。
関西(5チーム)
No. | チーム名 | 出場回数 | 前回成績 |
---|---|---|---|
19 | 大塚製薬 | 4年連続 21回目 | 19位 |
25 | 住友電工 | 2年連続 2回目 | 25位 |
27 | NTT 西日本 | 7年連続 50回目 | 27位 |
21 | SG ホールディングスグループ | 20年連続 21回目 | 21位 |
37 | 大阪ガス | 55年ぶり 6回目 | – |
中国(4チーム)
No. | チーム名 | 出場回数 | 前回成績 |
---|---|---|---|
5 | 中国電力 | 23年連続 23回目 | 5位 |
29 | マツダ | 13年連続 50回目 | 29位 |
28 | JFE スチール | 39年連続 40回目 | 28位 |
33 | 中電工 | 19年連続 19回目 | 35位 |
九州(6チーム)
No. | チーム名 | 出場回数 | 前回成績 |
---|---|---|---|
10 | 九電工 | 40年連続 46回目 | 10位 |
31 | 黒崎播磨 | 4年連続 27回目 | 33位 |
24 | 安川電機 | 25年連続 37回目 | 24位 |
2 | トヨタ自動車九州 | 6年連続 13回目 | 2位 |
4 | 旭化成 | 29年連続 52回目 | 4位 |
20 | 三菱重工長崎 | 6年連続 19回目 | 20位 |
コース: 群馬県上州路を舞台とする全7区間・100km!
第1区(12.3km)群馬県庁 → 高崎市役所
レース全体の展開を大きく占う第1区。スタート直後には集団内の接戦、区間終盤には激しい先頭争いが繰り広げられます。出遅れることなく、トップから差のない位置でタスキを繋げることが重要。
【区間記録】34分16秒 マーティン・マサシ (スズキ) = 第51回大会
第2区(8.3km)高崎市役所 → 前橋市公田町
最短距離のインターナショナル区間。外国人ランナーの起用はこの区間に限定。世界トップクラスのスピードから目が離せません。
前回はDeNAのビタン・カロキ選手が、この第2区で26人抜きの大会新記録を樹立しました。今回も「2区で区間賞を取りたい」とコメント。カロキ選手にも注目です。
【区間記録 】21分54秒 ジョセファト・ダビリ (小森コーポレーション) = 第53回大会
※【日本人最高】23分20秒 八木勇樹 (旭化成) = 第58回大会
第3区(13.6km)前橋市公田町 → 伊勢崎市役所
次のエース区間4区へつなぐレース前半の重要区間。緩やかな下りが続く高速コースです。この区間あたりから各チームの差が広がり始めるようで、この第3区でどこまで差をつけるのかつけられるのかが、今後の展開を占う鍵となりそうです。
【区間記録】1時間02分50秒 今井正人 (トヨタ自動車九州) = 第57回大会
第5区(15.8km)太田市役所 → 桐生市役所
もっとも過酷と言われる区間で、強い向かい風に加え、高低差60mの果てしなく続く差が選手を苦しめます。速さだけでなく、風と起伏の両方にも対応できる強さが選手に求められます。
【区間記録】36分35秒 高井和治 (九電工) = 第56回大会
第6区(12.5km)桐生市役所 → JA赤堀町
距離は短いものの、アップダウンとカーブが多く、風の影響も受けやすい難コース。最終・第7区のアンナーに繋げるために、着実で粘りのあるレース運び要求されます。後半の最も重要な区間となるかもしれません。
【区間記録】36分35秒 高井和治 (九電工) = 第56回大会
第7区(15.5km)JA赤堀町 → 群馬県庁
チームの勝利を目指して、アンカーたちが激走を繰り広げます。実力に加え、勝負どころを見極める冷静さも要求。さらに、ラストのキレがあればなお良いとのこと。果たして、ゴールテープをトップで切るのはどのチームか。
【区間記録】 44分53秒 J・ドゥング (ホンダ浜松) = 第46、47回大会
結果予想・優勝候補はコミカミノルタらしい!
駅伝には全然詳しくありませんが、調べてみると、優勝争いには以下の4チームが名乗りを上げているようですね。
- コミカミノルタ(前回優勝、現在2連覇中)
- トヨタ自動車九州(前回2位)
- 日清食品グループ(前回3位、2012年優勝)
- トヨタ自動車(前回7位、2011年優勝)
その中でも優勝候補はコミカミノルタとなっているようです。
世界陸上10000m代表の宇賀地強選手を中心に、2014年箱根を制した東洋大の双子の兄・設楽啓太選手がチームに加入。
優勝だけでなく、大会記録(4時間49分32秒)を打ち破ることに挑戦。そして、区間賞、区間記録を1つでも多く獲得できるよう、どん欲にトップを狙う! と気合い入っています。
宇賀地強選手は、福岡国際マラソンを走ったばかりで疲れが抜けていないかもしれませんが、それでも日本代表選手として、どんな走りを魅せてくれるのか楽しみです!