奈良マラソン2014（2014年12月14日）
「走るなら」
「奈良マラソン2014」に対する「衆院解散総選挙」の影響は、職員不足・会場場所の問題だけに留まらず、大会当日のレース中にまで及んでしまうようです。
男子マラソンの更衣所・荷物預かり所の場所変更、「足場広場」の中止、中央体育館（駐車場含む）への立入禁止は発表されていましたが、レース中にも選挙へ向かう車両通行のため、ランナーは一時停止する事態になるかもしれません。
ランナーよりも選挙優先！ 車が通りますので停まって下さい。
きちっと通行規制が行われるマラソン大会は、基本的にランナーが優先ですよね。
コース上を歩行者や自動車が横断しようものなら、がっつり停められ、迂回路へ案内されたり、ランナーに影響がないよう合間を縫う形で誘導されます。スタッフが誘導する後ろで、車の大渋滞が発生していたりすると、少し申し訳ない気持ちになりますが、それでも通行規制の時間内であればランナー優先です。
※先週の「第8回いたばしリバーサイドハーフマラソン」（12月7日）でも荒川河川敷のグラウンドへ出入りする（荒川河川敷コースを横切る）車ががっつり停められていて、大渋滞が発生していましたね。停められている車の前を、申し訳ない気持ちで横切らせていただきました。
しかし、明後日の奈良マラソンはランナーよりも「選挙優先」のようです。
奈良市・天理市の投票所へのアクセス道路が、奈良マラソンコースをまたいでおり、箇所によっては投票へ向かう車両通行のため、ランナーを一時停止させることを検討しているとの記事が出ていました。
「投票者が横断します」…ランナー一時停止 奈良マラソン実行委、異例の対応検討
2014.12.11 11:14
投票に行く人を通すため、マラソンランナーを一時止めます－。衆院選投開票と同じ１４日に奈良市などで行われる「奈良マラソン」で、コースに近い１９の投票所が交通規制の影響を受けることが分かり、大会実行委員会がランナーを一時停止させて有権者を投票所に出入りさせる異例の対応を検討していることが１１日、分かった。車両のコース横断を認める交差点もあるため混乱も予想され、関係者は「どこまで対応できるかは未知数」と気をもんでいる。
基本的にはランナーの合間を縫って誘導するようですが、それが難しい箇所があるようです。その箇所は25ヶ所にも及ぶとのこと。また「どこまで対応できるかは未知数」とのことで、何が起こるのか分かりません。一時停止は避けられないかもしれません。
記録を狙うランナーにとっても（僕のこと）、ひたすら走りに没頭したいランナーにとっても（僕のこと）残念な話です。 途中で立ち止まってしまうと、タイムが遅くなるのはもちろんモチベーション低下にもなり困ってしまいますね。
でも、これは仕方が無いかな。選挙への投票も（投票の方が？）大事ですから。上手いこと回避できるといいのですけど、それが無理ならしかたがないです。 ここは大会運営で必死に頑張ってくださっている方々と、鹿さんに免じましょう。
それにしても選挙の影響で大変だとは思っていましたが、僕が想像しているよりずっとカオスなことになっているようです。大会当日は一体どんなことになっちゃうのでしょう。大会参加のため明日には奈良入りしますので、この目でしかと見てきますよ。
当然のことながら、ランナーだけでなく投票を行う有権者の方への影響も小さくありません。投票日当日の奈良マラソンのカオスに巻き込まれたくない有権者の方は、交通規制の時間帯を避ける・期日前投票を行うなど上手く対応されるのが良さそうです。
大会Webサイトには交通規制チラシも掲載されていますので、規制時間・規制箇所については以下よりご確認ください。
